2021年1月から日本リカーがオーストラリアの名門ペンフォールズの取り扱いを開始! [ワイン]
オーストラリアの代表ブランドペンフォールズと聞いて、多くのワイン愛好家がすぐに連想するのは世界的評価の高い“グランジ”だと思います。私もそうです。
グランジを初めてテイスティングしたのはワイン業界に参入してまもなくでした。2回目は、同国の著名ワインライターであるジェラミー・オリバー氏が来日して行ったセミナー、3回目は4代目チーフワインメーカー、ピーター・ゲイゴ氏の来日記念セミナーです。
2006年に3回連続でグランジとゲイゴ氏から伺ったシラー話をまとめてあります。
予備知識としてお役に立つと思います、ご笑覧いただると嬉しいです。
オーストラリアが誇る赤ワイン『グランジ』
伝説的変身を遂げた『グランジ』
シラー種の起源
オンラインによるプレス・カンファレンス 画像はすべて拡大可能
2021年1月1日から日本リカーはペンフォールズとパートナーシップを組むことになりました。COVID-19の状況下、自らの存在意義を見出すために、スピード感をもって変革行動をしていくことは大事であり、その行動に繋がるブランドとして相手に選んだのが豪州の名門ペンフォールズです。日本リカーにとって、ルイ・ジャド、パイパー・エドシック&シャルル・エドシックなどのコアブランドとの相乗効果も期待されます。
オンライン・カンファレンスで『BIN8』を久々にテイスティング
『The REWARDS of PATIENCE』
ゲイゴ氏が2006年に来日した時にくださった貴重な記念本!
オンライン時、現地からメッセージをくださったゲイゴ氏
日本リカー様経由で、レターも届きました!
日豪EPAの発令を翌年に控えた2014年に来日していた ピーター・ゲイゴ氏
この時はオーストラリアワインの魅力を伝道していました!
追記
Robb Reportが1月22日に、2021年の世界最高のワインと題する記事をアップしていたので追記(25日付)しておきます。
115カ国、19万人以上のワイン専門家と愛好家が参加して、204,675種のワインに対して約300万票を投じました。投票期間の後、それぞれのカテゴリーのトップ100について、マスターオブワインやテイスティングブック専門家等が2度のブラインドテイスティングを行い、結果を出しました。
画像提供:TWE/日本リカー
ベスト白ワインに選ばれたのは、ペンフォールズのヤッターナ・シャルドネ2018、加えて世界のベストワイナリーにも選ばれていますね。おめでとうございます!
同社のサイトでゲイゴさんが
ヤッターナ シャルドネ2018について解説していまので、リンクしておきます!
ワイン・ファースト
画像提供:TWE/日本リカー
ペンフォールズには赤ワインや白ワイン担当のワインメーカーがいますが、彼らはワインの管理人と呼ばれています。ワインを市場にデビューさせるために厳しいルールが敷かれています。すべてのロットをブラインドテイスティングして、投票で半数以上の点を獲得しないと、特定の銘柄には到達できないというシステムです。それはペンフォールズが確立してきたワインスタイルを忠実に表現していくための徹底したこだわりと言えます。
画像提供:TWE/日本リカー
トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE) のアレックス・ヒルジェネラル・マネージャー
日本リカーの森裕史社長
オンライン・カンファレンス中のヒルGMと森社長
現地からTWEノースアジアビジネスGMのトラヴィス・ブラウン氏が挨拶
「創業177年を迎えたペンフォールズが日本リカーとパートナーシップを組むことになり、プレミアムワインのカテゴリーを構築させていきたい」
ペンフォールズの沿革 敬称略
画像提供:TWE/日本リカー
1844年に英国から妻メアリーとともに移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールドが南オーストラリア州アデレードの近郊マギルにヴィンヤードを開園。1931年にグランジの生みの親マックス・シューバートが入社。1951年にグランジ誕生。1959年にはBIN28シラーズのファーストヴィンテージ生産
画像提供:TWE/日本リカ
1960年にBIN389カベルネ・シラーズ生産。同年グランジの醸造再開。2002年に4代目チーフワインメーカーとしてゲイゴが就任、2013年にはグランジ2008がWAとWSから100ポイント取得。2015年には25回目のワイナリー・オフ・ザ・イヤーに選出され、2019年に創業175周年を迎えました。
※ペンフォールズのHPには日本語で沿革&ワイン等に関する詳細な情報が掲載されています。
ペンフォールズのポートフォリオ
画像提供:TWE/日本リカー
資料提供:TWE/日本リカー
ペンフォールズのワインはエントリーレンジから高級ワインまで、一貫したスタイルで、安定性があり、世界中のワイン愛好家から人気を得ています。マックスは初代ワインメーカー マックス・シューバートのオマージュの為にリリースされたワイン、ビン・シリーズは個性あるアイテム。ラグジュアリーやアイコンは収量全体の5%程度の厳選したぶどうを使用、厳格なチェックをしています。
ワイン愛好家に特にお薦めしたいビン シリーズ
Batch Identification Numberの頭文字を取ったBIN
『BIN8』はビン28、ビン128、ビン389の熟成に使用した樽を使い、
熟成させていることに由来。3つの樽に共通する“8”から命名されています。
味わいスムース、タンニンもソフトで 料理の守備範囲も広く、飲み飽きしないワイン!
備忘録
出典:World Wine Catalogue 2000 by Suntory
ペンフォールズの歴代醸造責任者2代目ドン・ディッター、3代目ジョン・デュヴァル
初代マックス・シューバート
出典: The Rewards of Patience
1951年にリリースされたグランジ、初ヴィンテージのラベルです!
当時のネーミングは『Grange Hermitage』
◆製品についての問い合わせ先は日本リカー株式会社 事業部 03-5643-9772
https://www.nlwine.com/
グランジを初めてテイスティングしたのはワイン業界に参入してまもなくでした。2回目は、同国の著名ワインライターであるジェラミー・オリバー氏が来日して行ったセミナー、3回目は4代目チーフワインメーカー、ピーター・ゲイゴ氏の来日記念セミナーです。
2006年に3回連続でグランジとゲイゴ氏から伺ったシラー話をまとめてあります。
予備知識としてお役に立つと思います、ご笑覧いただると嬉しいです。
![[本]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/70.gif)
![[本]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/70.gif)
![[本]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/70.gif)
オンラインによるプレス・カンファレンス 画像はすべて拡大可能
2021年1月1日から日本リカーはペンフォールズとパートナーシップを組むことになりました。COVID-19の状況下、自らの存在意義を見出すために、スピード感をもって変革行動をしていくことは大事であり、その行動に繋がるブランドとして相手に選んだのが豪州の名門ペンフォールズです。日本リカーにとって、ルイ・ジャド、パイパー・エドシック&シャルル・エドシックなどのコアブランドとの相乗効果も期待されます。
オンライン・カンファレンスで『BIN8』を久々にテイスティング
『The REWARDS of PATIENCE』
ゲイゴ氏が2006年に来日した時にくださった貴重な記念本!
オンライン時、現地からメッセージをくださったゲイゴ氏
日本リカー様経由で、レターも届きました!
日豪EPAの発令を翌年に控えた2014年に来日していた ピーター・ゲイゴ氏
この時はオーストラリアワインの魅力を伝道していました!
![[NEW]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/120.gif)
115カ国、19万人以上のワイン専門家と愛好家が参加して、204,675種のワインに対して約300万票を投じました。投票期間の後、それぞれのカテゴリーのトップ100について、マスターオブワインやテイスティングブック専門家等が2度のブラインドテイスティングを行い、結果を出しました。
画像提供:TWE/日本リカー
ベスト白ワインに選ばれたのは、ペンフォールズのヤッターナ・シャルドネ2018、加えて世界のベストワイナリーにも選ばれていますね。おめでとうございます!
同社のサイトでゲイゴさんが
ヤッターナ シャルドネ2018について解説していまので、リンクしておきます!
ワイン・ファースト
画像提供:TWE/日本リカー
ペンフォールズには赤ワインや白ワイン担当のワインメーカーがいますが、彼らはワインの管理人と呼ばれています。ワインを市場にデビューさせるために厳しいルールが敷かれています。すべてのロットをブラインドテイスティングして、投票で半数以上の点を獲得しないと、特定の銘柄には到達できないというシステムです。それはペンフォールズが確立してきたワインスタイルを忠実に表現していくための徹底したこだわりと言えます。
画像提供:TWE/日本リカー
トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE) のアレックス・ヒルジェネラル・マネージャー
日本リカーの森裕史社長
オンライン・カンファレンス中のヒルGMと森社長
現地からTWEノースアジアビジネスGMのトラヴィス・ブラウン氏が挨拶
「創業177年を迎えたペンフォールズが日本リカーとパートナーシップを組むことになり、プレミアムワインのカテゴリーを構築させていきたい」
ペンフォールズの沿革 敬称略
画像提供:TWE/日本リカー
1844年に英国から妻メアリーとともに移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールドが南オーストラリア州アデレードの近郊マギルにヴィンヤードを開園。1931年にグランジの生みの親マックス・シューバートが入社。1951年にグランジ誕生。1959年にはBIN28シラーズのファーストヴィンテージ生産
画像提供:TWE/日本リカ
1960年にBIN389カベルネ・シラーズ生産。同年グランジの醸造再開。2002年に4代目チーフワインメーカーとしてゲイゴが就任、2013年にはグランジ2008がWAとWSから100ポイント取得。2015年には25回目のワイナリー・オフ・ザ・イヤーに選出され、2019年に創業175周年を迎えました。
※ペンフォールズのHPには日本語で沿革&ワイン等に関する詳細な情報が掲載されています。
ペンフォールズのポートフォリオ
画像提供:TWE/日本リカー
資料提供:TWE/日本リカー
ペンフォールズのワインはエントリーレンジから高級ワインまで、一貫したスタイルで、安定性があり、世界中のワイン愛好家から人気を得ています。マックスは初代ワインメーカー マックス・シューバートのオマージュの為にリリースされたワイン、ビン・シリーズは個性あるアイテム。ラグジュアリーやアイコンは収量全体の5%程度の厳選したぶどうを使用、厳格なチェックをしています。
ワイン愛好家に特にお薦めしたいビン シリーズ
Batch Identification Numberの頭文字を取ったBIN
『BIN8』はビン28、ビン128、ビン389の熟成に使用した樽を使い、
熟成させていることに由来。3つの樽に共通する“8”から命名されています。
味わいスムース、タンニンもソフトで 料理の守備範囲も広く、飲み飽きしないワイン!
備忘録
出典:World Wine Catalogue 2000 by Suntory
ペンフォールズの歴代醸造責任者2代目ドン・ディッター、3代目ジョン・デュヴァル
初代マックス・シューバート
出典: The Rewards of Patience
1951年にリリースされたグランジ、初ヴィンテージのラベルです!
当時のネーミングは『Grange Hermitage』
◆製品についての問い合わせ先は日本リカー株式会社 事業部 03-5643-9772
https://www.nlwine.com/
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