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猛暑払拭、8月の講座は今世紀最高のヴィンテージ2008年にフォーカス! [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

2008年は絶対に外せないヴィンテージ

2種類のロゼを加えた全6アイテム+お土産スパークリング!


コルクの状態も健全


[NEW]パイパー・エドシックのシェフ・ド・カーブにエミリアン・ブティヤ氏が就任
輸入元日本リカー(株)の招聘で、7月中旬に初来日したブティヤ氏は新シェフ・ド・カーブとしてワイン造りの哲学、ぶどう栽培の哲学を語りました。



シャンパーニュ地方生まれ。モンペリエ農業大学 ワイン学・農学エンジニアのダブル学位を取得(2002-2009)後、シャトー・マルゴーとローヌのドメーヌ・ラ・ソリチュードで修行し、NZやチリ、南アフリカや北米等のワイナリーで研鑚を積み、シャンパーニュ地方のキャティアと系列のアルマン・ド・ブリニャックのシェフ・ド・カーブ(2013~2018)を務め、2018年から現職。
挨拶で「小さい頃、親と一緒に何度か訪ねたことのあるパイパー・エドシックですが、そのメゾンのシェフ・ド・カーブになることが決まり、前任者のレジス・カミユ氏の培ってきた伝統とスタイルを継続させていきたい」と語り、品質への妥協は一切なし、 サステイナブル農法の実践etcについても強調していました。

畑ロボットの導入


パイパー・エドシックではシャンパーニュ業界でいち早く、100%自動電動の畑ロボットを導入。天井に施してあるソーラーパネルで得た電力で動きます!
ロボットを取り入れることで、栽培チームの畑での時間が短縮でき、より重要な作業に専念できる。畑の農薬を最小限に抑え、オペレーションコストも削減できるというメリットあり


供出された3アイテムは、左からエッセンシエルNV、新発売ヴィンテージ2012、ヴィンテージ2008
シャンパン愛好家には魅力的すぎる2008年!!
この時点で、「8月の講座では2008年にフォーカスしよう!」と決めました。ということで・・・


21世紀のスペシャルヴィンテージに特化したシャンパン講座
第1フライト

左からパイパー・エドシック、ドゥラモット、ランソン、ユレ・フレール
すべてブラインドで供出。今回のきっかけを作ってくれたパイパーが#1 です!


唯一のブラン・ド・ブラン、4つ並べてみると色調の違いがわかりますね。

受講生Kodaさんがご自身のFBに早々にアップしてくださった各ワインのコメント、詳細にまとめていただきありがとうございます。リンクさせていただきます! 
シャンパンラバーさんには私のページと併せてご覧いただけましたら幸いです。


2008年ヴィンテージは
冬は温暖で、春はとても寒く降雨が続きました。6月の開花時に、凍てつく寒さに見舞われますが、中旬から気候が好天。ぶどうの生育は順調に進み、8月は素晴らしい天候に。9月上旬は若干曇りがちでしたが、糖分と酸味が十分に備わった健全なぶどうが収穫できました。昨年2018年も同様に秀逸な年と言われています。両年を比べると2008年のほうが酸味が勝っているとの評価が出ています。

#1:パイパー・エドシック ブリュット ヴィンテージ2008
生産者:パイパー・エドシック(NM)
ぶどう品種:CH52% PN48%
ドザージュ:9.5g/L
価格:9,000円(税別)
ひとことで表現するなら“バランス”
4つのなかで一番ドザージュ量が多く、単独で飲んだ時にホッとする糖分量だと感じました。ちなみに、パイパー・エドシックの現行ヴィンテージ2012はブレンド比率がPN52%、CH48%で2008とは真逆。ドザージュ量も10g/Lになっています。
2008年のほうが酸味がしっかり残った年だったのに、「0.5g/L」少ないことについて質問したところ、ブティヤ氏は「2008年は2012年より4年長く熟成させているのでクリーミーになっているから若干少な目。最初はもう少し多かったです」と回答。当初リリースさせた時のドザージュ量は11g/L位だったようです。

#2:ドゥラモット ブラン・ド・ブラン ブリュット2008
生産者:ドゥラモット(NM)
ぶどう品種:CH100%
ドザージュ:6g/L
価格:12,000円 (税別)
ひとことで表現するなら“ミネラル”
コート・デ・ブランの最高の区画ル・メニル・シュール・オジェのシャープな酸とピュアな味わいが10年以上経過して本領を発揮、秀逸年だからこその奥行き、深みのある味わいを感じます。デゴルジュマンは2017年の7月から9月にかけて実施しています。今飲んで美味しいシャンパン!

#3:ランソン ゴールドラベル ヴィンテージ ブリュット2008
生産者:ランソン(NM)
ぶどう品種:PN53% CH47%
ドザージュ:7g/L
価格:9,060円(税別)
ひとことで表現するなら“旨味”
4つの中で唯一のノン・マロ。香りに豊潤さがあり、口中にワインを含むと、MLFをしていないランソン独自の活き活きとした酸味が広がり、同時にぶどうの熟度も実感。泡もワインに溶け込んで滑らか。長い瓶内熟成により生み出された果実味、フレッシュさ、力強さが詰まったランソンならではのアイテム

#4:ユレ・フレール キュヴェ・テール・ナタル2008
生産者:ユレ・フレール(RM)
ぶどう品種: CH40% PN35% M25%
ドザージュ:2.5g/L
価格:8,800円(税別)
ひとことで表現するなら“熟成感”
2年前に来日したモンターニュ・ド・ランスにあるリュード村のユレ・フレール、シャンパン業界の次世代を担うおひとりだと確信しています。たかが1g/L、されど1g/L、ドザージュへの徹底した取り組み、リザーブワインもしかり、その姿勢が素晴らしいです。一番若い造り手なれど、手掛けたシャンパンは4つの中で一番時を感じる熟成具合。際立つ第2アロマ! 瓶熟期間は少なくとも120ヶ月。

第2フライトはロゼ

#5:ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ ロゼ2008
生産者:ヴ―ヴ・クリコ(NM)
ぶどう品種:PN61% CH34% M5% 赤ワイン14%(ブジー)添加
ドザージュ:8g/L
価格:11,000円 (税別)
ひとことで表現するなら“ポテンシャル”
2000年代に入ってからは2002年、2004年に次ぐヴィンテージ。メゾン初のヴィンテージ1810年から数えると65番目のヴィンテージ。深みのある色調がヴ―ヴ・クリコのロゼらしさ。アリエとヴォ―ジュの森で育った木樽で熟成させた赤ワインが5%ブレンドされているところが複雑さの秘密!


色調の違いもロゼ探究の魅力


ヴ―ヴ・クリコのピノ・ノワールは特別な区画!?、色調の濃さが特出

#6:アンリオ ロゼ ミレジム ブリュット2008
生産者:アンリオ(NM)
ぶどう品種:PN55% CH45% 赤ワイン10%(モンターニュ・ド・ランス)添加
ドザージュ:7g/L未満
価格:13,200円(税別)
ひとことで表現するなら“エレガンス”
2018年3月に講座で紹介したアンリオ・ロゼ 2008、このヴィンテージにはずっと惹かれています。輸入元ファインズさんからは「完売で在庫なし」との情報。もしサイトで見つけたら是非!
アンリオのロゼは色で決めるのでななく、黒いグラスに入れたワインの“香り”でロゼ造りを決めているのですが、色調もきれい。

番外編はお土産スパークリングとドライジンジャー

#7:ドメーヌ・サン・ミッシェル ラックス2014日本未入荷
生産者:ドメーヌ・サン・ミッシェル
AVA地区:コロンビア・ヴァレー
ぶどう品種:シャルドネ100%
価格:50ドル
定番のアイテムはファインズさんが輸入していますが、LUXEの扱いはないようです。
錚々たる役者さんたちの熱演の後で、“白い妖精”として登場するのは気苦労も多かったはず、な~んて、舞台にあがる役者さんを見る気持ちで、このボトルを観察しておりました。
その心配も、マリアージュさせることで解決!
シャルドネと生姜の相性の面白さを体感できました。#2のドゥラモットと組み合わせても楽しめました。


シアトルにあるパイク・プレイス・マーケットで見つけたドライジンジャー
ドメーヌ・サン・ミッシェルのハーブ系の要素と相乗して◎

春期講座も残すところ、あと1回!
10月からのシャンパン講座もお陰様でキャンセル待ち、皆さまのご期待に応えるべく頑張ります。
11月には現地研修ツアーがあるのでワクワクです。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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