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ひとりでも寛(くつろ)げる空間 京都『和久傳』 [お気に入りシリーズ]


先週、A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールの取材で京都に行きました。
12ヶ国24選手が競い、その頂点に立ったのは、京都在住の新進気鋭の岩田渉ソムリエ(29歳)でした。ファイナル18日のリポートはワイン雑誌『ワイン王国』で紹介させていただきます!
昨年5月、オーストリアのウィーンで行われたヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールの報告はブログに載せていますので、是非、その雰囲気を感じてください。
岩田選手は来年3月ベルギーで開催される『世界最優秀ソムリエコンクール』に出場する権利を得ました。現地での健闘をこころから祈願しています!

洛北に連なる山並を眺めながら

取材前夜、懐かしい京都『和久傳』へ


2018年年10月17日撮影
小川大輔店長&料理長(前列左から2人目)は純粋『和久傳』育ち、11年の修行の後、料理長に!


2009年10月撮影
2009年の訪問時、当時料理長だった馬場一彰さん(前列左から2人目/ 独立して現在は北大路おたぎ当主)以下、メンバー全員の集合写真を撮らせていだきました。改めて写真を見直して気が付きました。前列左側に小川さんのお姿が!
今回お邪魔したのは10月17日、9年前に初めて京都和久傳を訪問してブログにアップしたのが10月17日、不思議な巡り合わせになりました!

竹の香りも心地良い和久傳オリジナル日本酒

玉子豆腐 すっぽん吉野


剣先イカ 横輪 造り


鱧 松茸 土瓶蒸し
今年初の松茸体験、上品なお出汁の風味、鱧の食感、五感で楽しめました。


グラス・シャンパンはロンバール
線香花火のように元気な気泡、ヘーゼルナッツや蜜的要素もあって



鰤 幽庵焼 舞茸 栗
鰤の焦げた皮や栗の風味がシャンパンの香ばしさやナッツのニュアンスと相乗してナイス


雲子 天麩羅
口中に広がるふわふわ感



ひすい色のぎんなん、綺麗!
透明感を纏(まと)ったひすい色のぎんなんを見るたびに、シャンパンメゾン『ペリエ・ジュエ』のエルヴェ・デシャン シェフ・ド・カーヴの言葉を思い出します。
「フランスではぎんなんは道路に転がっているだけで調理に使うことはないが、日本ではぎんなんを美しく調理している。そのことにとても感激した」と。


鮑と海老芋 麩合せ
器の色合いともバランスが良く、視覚的にもイイ感じ


鯛の黒寿し 赤出汁
和久傳に行ったら、絶対に外せない逸品!



山椒あんの麩焼き
サクサクした外側の麩を割ると・・・


なかに山椒!


お薄の準備


小川料理長がたててくださったお抹茶
京都和久傳の皆さま、お世話になりました!


京都駅ビルにあるので移動しやすく、店内は落ちついた風情


数年前、室町和久傳にお邪魔してきました。高台寺和久傳や室町和久傳で、料理長として活躍していた藤山さんが、独立して東京進出なさるとの嬉しいお話を伺いました。現在準備中で、来年2月には銀座に新店舗が完成予定とのこと。その折にはお邪魔したいと思っています。来年がとても楽しみです!

■京都『和久傳』
京都市下京区烏丸通塩小路下ル ジェイアール京都伊勢丹11階
公式HP http://www.wakuden.jp/ryotei/

タグ:京都和久傳
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