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6月には記念ボトルをリリース シャンパンメゾン『ビルカール・サルモン』創業200周年 [来日したワイン生産者&関係者]

祝 ビルカール・サルモン200周年

春爛漫の東京で



輸入元JALUXの招聘で来日した6代目でゼネラル・ディレクターのアントワン・ローラン=ビルカールさん。
1818年創業のビルカール・サルモンは6月に200周年を迎えます、おめでとうございます!
それを記念して、3月と4月には美食がテーマの世界ツアー(シンガポール、東京、NY、ロサンゼルス、ロンドン)を実施。6月には創業地マレイユ・シュール・アイ村で一族揃っての200周年の祝宴を開催予定。2019年1月には6代目フランソワ・ローラン=ビルカール当主(アントワンさんの兄)のご子息ニコラ・ローラン=ビルカールさんや、2017年末からフランソワ当主のもとで学んでいた、いとこのマチュー・ローラン=ビルカールさんが7代目として就任しますが、彼らはすでにメゾンに参画し、活動しています。

プレスランチ冒頭、アントワンさんは次の100年に向けての決断として、「これ以上数量は増やさない」と宣言。今年の出荷分からパッケージ変更、ロゴを少し大きくするとの話でした。

 

ディスプレイは4月から京都で先行発売の限定スペシャル・ボックス
アントワンさんが京都の妙心寺退蔵院を訪問した折、感銘を受け、それがきっかけで誕生したコラボレーションで、漢詩は唐代の詩人于武陵の“勧酒”を、同寺松山大耕副住職がしたため、水墨画は現代美術家の椿昇さんが“龍”をイメージして描いたものです。限定1,000箱、小売価格7,500円(税別)


とうふ屋うかいでマリアージュ

磯香さざえ  蛸もずく  鯛桜すし


あげ田楽


お造り


色合わせで楽しんだロゼ×海老とアスパラ
ぶどう品種はシャルドネ60%、ピノ・ノワール20%、ムニエ20%、ドザージュ9g/L。赤ワインはマレイユ・シュール・アイとアンボネイ村のPNを10%以下ブレンド。アンボネイのPNについて「マレイユ・シュール・アイのぶどうより複雑でストラクチュアがあり、ファンタスティック」とアントワンさん。


うかい亭の大桶寄せとうふのプレゼンテーション


昔懐かしいお豆腐屋さんの香り


白で合わせるマリアージュ
ブラン・ド・ブランと予想以上の相性の良さにびっくり


美味、口中にこってりとした旨味と複雑味、思わずお替りを!


芝特製ローストビーフでも色で合わせるマリアージュ、ロゼ体験


桜海老ご飯


春苺と抹茶よせ



(左から)
#!:ブリュット・レゼルヴ
ぶどう品種はムニエ40%、シャルドネ30%、 ピノ・ノワール30%、 ドザージュ7-8g/L。ムニエがポイント、果実感とフレッシュ感、小売価格7,500円(税別)

#2:エクストラ・ブリュット
2008年に完成したドザージュ・ゼロのキュヴェ。アントワンさんいわく「世界的にドザージュは減少傾向、ビルカールのアイテムも2005年くらいから減らし気味」と。ぶどう品種はブリュット・レゼルヴの比率と同程度。ムニエ40%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%で瓶熟はブリュット・レゼルヴより1年長く、ドザーシュなし。小売価格8,000円(税別)

#3:ブラン・ド・ブラン グランクリュ
ぶどう品種はシャルドネ100%、グラン・クリュのコート・デ・ブランのアヴィズ、シュイィ、クラマン、メニル・シュール・オジェ(30%)で自然の果実感を生かすため、早目に収穫を行うのが特徴。瓶内熟成は約4年、ドザージュ 7g/L、小売価格11,000円(税別)

#4:ブリュット・ロゼ
1954年にリリースされ、シャンパン界では先駆者的ロゼ。きれいなサーモンピンク、甲殻類(海老)、ローストビーフ、桜海老ご飯、春苺まで、幅広く楽しめたロゼ。小売価格12,000円(税別)

#5:キュヴェ・ニコラ・フランソワ ビルカール2002
1964年に創始者ニコラ・フランソワへのオマージュシャンパンとしてデビュー、ぶどう品種はシャルドネ40%、 ピノ・ノワール60%(一部樽発酵)、ドザージュ5-6g/L、10年間の瓶熟を経てリリース。小売価格28,000円(税別)


200周年記念ボトル情報
ビルカール・サルモン刊行
『Champagne Billecart-Salmon, Two Centuries of Adventure』
6月の祝賀会でお披露目される200周年記念ボトルはぶどう品種PN92%、CH4%、ムニエ4%で、2012年、2008年、2006年そして若干2001年をブレンド。容量はマグナムとジェロボアムのみで数量はそれぞれ1,818本、118本、希少です!!
メゾンでは醸造施設もテコ入れし、 区画(コート・デ・ブランやモンターニュ・ド・ランス)毎に対応できるように5hl、10hl、15hlの小容量タンクを導入。また大型のオーク樽専用の醸造所を開設予定とのこと。締めの挨拶で、100年、200年後に向けて、家族経営の継承とさらなる品質重視のシャンパン造りを続けていくと強調していました。ますますの飛躍を期待しています!

ビルカール・サルモンについてのお問い合わせは
(株)JALUXワイン・フーズ部 ℡03-6367-8756

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