ファミリーで楽しめるチリのワインツーリズムVina Santa Cruz [チリ・アルゼンチン2017]
長時間フライト後のサンタ・クルス・ホテル
9月1日から18日間のチリ・アルゼンチン取材を終えて19日に無事帰還。まだ時折睡魔に襲われています。
チリでは20ワイナリー(1グループ含)、アルゼンチンでは8ワイナリー(ホテルの自家製ワイン&オリーブオイル含)訪問してきました。4年前も同時期にお訪ねしたのですが、今回はNon Solo Vino(ワインだけじゃない)な面白さも体験できました。
カナダ航空トロント経由で、成田から合計30時間弱のフライト
サンチャゴに到着したのは午前11時過ぎ
招待先Brandaboutのスサンナさんの車で、コルチャグア・ヴァレーのロロル地区にある2001年創業のHotel Santa Cruzに向かい、まずランチ! ピスコサワーで乾杯、チリの逸品エンパナーダやセビーチェで一息入れました。
到着日が土曜日だったので、特にピスコサワーとエンパナーダの組み合わせは大事とのこと
大好きセビーチェ
2週間以上の取材を控えているので到着当日はできるだけ、の~んびり、リラックス。
ディナー後はもちろん即、爆睡!
子供から大人まで楽しめるツーリズム
ホテルの敷地内にプールやスパ、カジノも
18日の独立記念日を前に施設の壁にはお祝いの飾りつけ
1995年にオープンしたコルチャグア博物館(カルドエン財団管理)は、文化遺産の宝庫!
これは化石の展示コーナー
アントニア・バンデュラス主演で映画化された『The 33』
2010年8月サン・ホセ鉱山の落盤事故のコーナー!
山頂にもさまざまな工夫が
左側に見える赤いケーブルカー、灌漑用の貯水池も見えます。
ソーラーシステムでワイナリー&灌漑施設の電力を半分ずつまかなっています。100%クリーンエネルギー!
2連ずつ対になったケーブルカーはスイス製
エミリオ・カルドエン・デラノ ゼネラル・マネージャー兼輸出担当マネージャーとスサンナさんと取材仲間の岩瀬さんとで山頂へ
古代から宇宙までお好きな時代にタイムスリップ
あら、モアイ像!
夏になるとバナナの葉が生い茂るので、モアイ像がより一層映えるとか
かなりの馬小屋臭、でも可愛いラマ
山頂には先住民族(マプチェ族)の村のレプリカ
マチは巫女的な立場で病気の治療や祈祷等を執り行う人、これは治療中の様子を描いた版画
シャーマンも祈祷師や巫女的存在
ヴィーニャ・サンタ・クルスの『Charman』のラベルにはシャーマンの“マスク”が使われています。
古代の土器
トップレンジ『マケマケ』のラベルはこのインスピレーション
宇宙をめぐるツアーはプラネタリウムで
先史民族の精神を反映させたラベル
エミリオさんのナビゲートでヴィーニャ・サンタ・クルスの醸造施設見学とワインテイスティング。
太平洋から40kmに位置するヴィーニャ・サンタ・クルスは2003年の創業。1995年からぶどう造りをしていた場所で、ワイナリーの立ち上げに関しては、コンチャ・イ・トロが“サンタ・クルス”の名称登録をしていたので、その権利をカルドエン家が譲り受けたようです。敷地面積は900㌶、ぶどう栽培面積は160㌶(テラス50㌶、フラット110㌶)、今後5年間でさらに50㌶増やす予定。
エミリオさんは「ホテルで質の良い自家製ワインを提供することが基本スタイルで、それがワインツーリズムの成果につながる」と語っていました。
こだわりを感じさせる調度品
シャーマンのレセルバクラス(左からの3本)、ソーヴィニヨン・ブラン、同ロゼ、同レッド・ブレンドの3アイテムは昨年から日本に輸出中(輸入元ブエンモスト)
中国へは3年前から輸出を開始、グラン・レセルバクラス(CS、ME、カルメネール)が売れ筋。ブラジルで人気のアイテムはロゼ、好感のもてるアイテム!
岩瀬さんが手にしている〝Tupu(マチが使う祈祷道具)〟をラベルの絵柄にしている『Tupu』
ワインコンサルタントはMOVI代表兼ワイナリー『Polkura』のオーナー、スヴァン・ブラチフェルドさんで、週1回ワイナリーに来てアドヴァイスをしているとのこと。この4日後に行われたMOVIのテイスティングで彼に会いました。
テイスティングした9アイテムのなかで、印象に残った3本は、親しみやすいロゼ2016(Sy、ME、CSのブレンド、品種は年毎に変化、希少生産3900本)、グラン・レセルバのカルメネール2015、ラベルにインパクトがあり、重厚かつスタイリッシュなマケマケ2015(テンプラニーリョ75%、グルナッシュ25%のブレンド、希少生産400本)、これはワイナリーのニューライン!
醸造所で
唯一のコンクリートエッグタンクはカルメネールに使用
セラーの壁はカコウ岩をそのまま生かした造り
樽貯蔵庫の隅に子供用の椅子が備え付けられていて!?
家族でワインツーリズムをする時、ワイン説明の間は椅子に座り、子供たちはジュースを飲みながら待機
ワインだけじゃないツーリズム!
ファミリー、カップル、シングルと異なるスタイルで、それぞれに楽しめるサンタ・クルス
何より、子供たちに刺激を与えることができる素敵な施設は素晴らしいと思いました。
昨年は年間3万人の来訪者があり、国内60%、海外40%(ブラジル、米国、欧州圏、アジア圏)で、「スキーシーズンはチリ、ブラジルからの訪問が圧倒的に多い」とエミリオさん。
チリ&アルゼンチンのワインツーリズムに興味津々です!
追加情報(2017年9月28日)
9月26日から秋篠宮ご夫妻が日本・チリ国交樹立120周年を記念してチリを公式訪問なさっていますが、4年前に皇族として初めてチリを公式訪問なさったのが三笠宮彬子プリンセス。
非公式訪問ではSanta Cruzへ。ワイナリーの創業者である父上が接客なさったとのことで、エミリオさんが当時の写真を送ってくださいました!
http://www.hotelsantacruzplaza.cl/en-us/museos/museo-de-colchagua.htm
http://www.vinasantacruz.cl/?lang-en
協力:Brandabout
9月1日から18日間のチリ・アルゼンチン取材を終えて19日に無事帰還。まだ時折睡魔に襲われています。
チリでは20ワイナリー(1グループ含)、アルゼンチンでは8ワイナリー(ホテルの自家製ワイン&オリーブオイル含)訪問してきました。4年前も同時期にお訪ねしたのですが、今回はNon Solo Vino(ワインだけじゃない)な面白さも体験できました。
カナダ航空トロント経由で、成田から合計30時間弱のフライト
サンチャゴに到着したのは午前11時過ぎ
招待先Brandaboutのスサンナさんの車で、コルチャグア・ヴァレーのロロル地区にある2001年創業のHotel Santa Cruzに向かい、まずランチ! ピスコサワーで乾杯、チリの逸品エンパナーダやセビーチェで一息入れました。
到着日が土曜日だったので、特にピスコサワーとエンパナーダの組み合わせは大事とのこと
大好きセビーチェ
2週間以上の取材を控えているので到着当日はできるだけ、の~んびり、リラックス。
ディナー後はもちろん即、爆睡!
子供から大人まで楽しめるツーリズム
ホテルの敷地内にプールやスパ、カジノも
18日の独立記念日を前に施設の壁にはお祝いの飾りつけ
1995年にオープンしたコルチャグア博物館(カルドエン財団管理)は、文化遺産の宝庫!
これは化石の展示コーナー
アントニア・バンデュラス主演で映画化された『The 33』
2010年8月サン・ホセ鉱山の落盤事故のコーナー!
山頂にもさまざまな工夫が
左側に見える赤いケーブルカー、灌漑用の貯水池も見えます。
ソーラーシステムでワイナリー&灌漑施設の電力を半分ずつまかなっています。100%クリーンエネルギー!
2連ずつ対になったケーブルカーはスイス製
エミリオ・カルドエン・デラノ ゼネラル・マネージャー兼輸出担当マネージャーとスサンナさんと取材仲間の岩瀬さんとで山頂へ
古代から宇宙までお好きな時代にタイムスリップ
あら、モアイ像!
夏になるとバナナの葉が生い茂るので、モアイ像がより一層映えるとか
かなりの馬小屋臭、でも可愛いラマ
山頂には先住民族(マプチェ族)の村のレプリカ
マチは巫女的な立場で病気の治療や祈祷等を執り行う人、これは治療中の様子を描いた版画
シャーマンも祈祷師や巫女的存在
ヴィーニャ・サンタ・クルスの『Charman』のラベルにはシャーマンの“マスク”が使われています。
古代の土器
トップレンジ『マケマケ』のラベルはこのインスピレーション
宇宙をめぐるツアーはプラネタリウムで
先史民族の精神を反映させたラベル
エミリオさんのナビゲートでヴィーニャ・サンタ・クルスの醸造施設見学とワインテイスティング。
太平洋から40kmに位置するヴィーニャ・サンタ・クルスは2003年の創業。1995年からぶどう造りをしていた場所で、ワイナリーの立ち上げに関しては、コンチャ・イ・トロが“サンタ・クルス”の名称登録をしていたので、その権利をカルドエン家が譲り受けたようです。敷地面積は900㌶、ぶどう栽培面積は160㌶(テラス50㌶、フラット110㌶)、今後5年間でさらに50㌶増やす予定。
エミリオさんは「ホテルで質の良い自家製ワインを提供することが基本スタイルで、それがワインツーリズムの成果につながる」と語っていました。
こだわりを感じさせる調度品
シャーマンのレセルバクラス(左からの3本)、ソーヴィニヨン・ブラン、同ロゼ、同レッド・ブレンドの3アイテムは昨年から日本に輸出中(輸入元ブエンモスト)
中国へは3年前から輸出を開始、グラン・レセルバクラス(CS、ME、カルメネール)が売れ筋。ブラジルで人気のアイテムはロゼ、好感のもてるアイテム!
岩瀬さんが手にしている〝Tupu(マチが使う祈祷道具)〟をラベルの絵柄にしている『Tupu』
ワインコンサルタントはMOVI代表兼ワイナリー『Polkura』のオーナー、スヴァン・ブラチフェルドさんで、週1回ワイナリーに来てアドヴァイスをしているとのこと。この4日後に行われたMOVIのテイスティングで彼に会いました。
テイスティングした9アイテムのなかで、印象に残った3本は、親しみやすいロゼ2016(Sy、ME、CSのブレンド、品種は年毎に変化、希少生産3900本)、グラン・レセルバのカルメネール2015、ラベルにインパクトがあり、重厚かつスタイリッシュなマケマケ2015(テンプラニーリョ75%、グルナッシュ25%のブレンド、希少生産400本)、これはワイナリーのニューライン!
醸造所で
唯一のコンクリートエッグタンクはカルメネールに使用
セラーの壁はカコウ岩をそのまま生かした造り
樽貯蔵庫の隅に子供用の椅子が備え付けられていて!?
家族でワインツーリズムをする時、ワイン説明の間は椅子に座り、子供たちはジュースを飲みながら待機
ワインだけじゃないツーリズム!
ファミリー、カップル、シングルと異なるスタイルで、それぞれに楽しめるサンタ・クルス
何より、子供たちに刺激を与えることができる素敵な施設は素晴らしいと思いました。
昨年は年間3万人の来訪者があり、国内60%、海外40%(ブラジル、米国、欧州圏、アジア圏)で、「スキーシーズンはチリ、ブラジルからの訪問が圧倒的に多い」とエミリオさん。
チリ&アルゼンチンのワインツーリズムに興味津々です!
追加情報(2017年9月28日)
9月26日から秋篠宮ご夫妻が日本・チリ国交樹立120周年を記念してチリを公式訪問なさっていますが、4年前に皇族として初めてチリを公式訪問なさったのが三笠宮彬子プリンセス。
非公式訪問ではSanta Cruzへ。ワイナリーの創業者である父上が接客なさったとのことで、エミリオさんが当時の写真を送ってくださいました!
http://www.hotelsantacruzplaza.cl/en-us/museos/museo-de-colchagua.htm
http://www.vinasantacruz.cl/?lang-en
協力:Brandabout
2017-09-26 23:59
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