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シャンパン講座のハイライトはローラン・ペリエ『キュヴェ アレクサンドラ・ロゼ2004』 [NHK文化センター青山 シャンパン講座]

今月のNHKシャンパン講座青山校に供出した超エレガントなロゼ

フォーカスしたメゾンはローラン・ペリエ!
長年、同メゾンの顔として愛飲されてきたブリュットL・Pが、装い・中味ともにリニューアル新発売!それがラ キュベ(画像最左)で、4月にフランスでリリースされ、6月に日本デビューしました。


ブリュット ミレジメ2007(左から3本目)は今秋リリース予定

第1フライトはラ キュベとノン・ドゼのウルトラ ブリュット
ローラン・ペリエの創業は1812年、#1のラ キュベはミシェル・フォコネ醸造責任者が15年の構想を経て実現させた逸品!#2のウルトラ ブリュットはドザージュ・ゼロのアイテム、ブリュット・ナチュールのカテゴリーでは先駆者的存在で1981年に誕生。


#1:ローラン・ペリエ ラ キュベNV
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ50~55%、ピノ・ノワール30~35%、ムニエ15~20%
リザーヴワイン:20~30%
ドザージュ:8~10g/L
価格:7,340円
一番搾り(キュヴェ)のみ使用。ブレンドするクリュの数は100以上。シャルドネのブレンド比率は従来より5%アップ、熟成期間4年。明るいイエロー、気泡は繊細、白い花、白桃、GFの内果皮、白コショウ、ミネラル、ナッツ、切れの良い酸味、ピュアで甘やかな印象

#2:ローラン・ペリエ ウルトラ ブリュットNV
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ55%、ピノ・ノワール45%
ドザージュ:0g/L
価格:12,900円
糖度が高く、酸味が低いぶどうを厳選、熟成期間は最低6年。色調は透明感のあるイエローゴールド、気泡細やか、口中クリーミー、バター、ブリオッシュ、サワークリーム、ミネラル、軽いビター感、ドライな食感と余韻に完熟ぶどう由来の豊潤さ

第2フライトはヴィンテージ、容量違い

2007年ヴィンテージのラベルは楕円形に、後方の1999年ヴィンテージは旧ラベル


#3:ローラン・ペリエ ブリュット ミレジメ2007 参考出品
生産者: ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ、ピノ・ノワール
現行のミレジメ2006はCH、PN各50%、上代10,800円
フレッシュネス、フィネス、エレガンスが表現されたLPスタイル、泡立ちは活発で豊か、洋梨、白桃、ブリオッシュ、ヨーグルト、厚みがあり、瓶熟の変化に期待。リリースが楽しみ!

#4:ローラン・ペリエ ブリュット ミレジメ1999 マグナム
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:シャルドネ52%、ピノ・ノワール48%
価格:24,840円
フォコネさんいわく「1999年はエレガントなヴィンテージ」と。
輝きのあるイエローゴールド、気泡はワインに溶け込み滑らか、シームレス、酸を予感させる香り、リンゴのコンポート、ミネラル、ヘーゼルナッツ、アーモンド、大容量ならではのフレッシュ感に加え、甘味と酸味と旨味のナイス・バランス

第3フライトは2種のロゼ

#5:ローラン・ペリエ ロゼNV
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール100%
価格:14,700円
セニエ法、マセラシオンは48時間から最大72時間。熟成期間は最低5年。オレンジカラー、溌剌とした気泡、ブラッドオレンジ、ブラックベリー、バラの花、紅茶、スパイス、タンニン、守備範囲の広いロゼ

#6:ローラン・ペリエ アレクサンドラ ロゼ2004
生産者:ローラン・ペリエ(NM)
ぶどう品種:ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%
価格:75,600円
ピノ・ノワールをマセラシオンしている間に、シャルドネを加えて造るスタイル。熟成期間約10年。オレンジ色を帯びたサーモンピンク、微細な泡沫、気泡はワインに溶け込み滑らか。赤系果実のコンポート、オレンジピール、ピンクペッパー、ハーブ、ミネラル、果実味と酸味のバランス、複雑味のある味わい


#5ロゼNVの力強さ、#6アレクサンドラはエレガント

1987年のファーストリリースから7つ目のヴィンテージ『アレクサンドラ ロゼ2004』
シャルドネはル・メニル・シュール・オジェ、アヴィーズ、クラマン。ピノ・ノワールはヴェルズネー、ブージー、アンボネイのグラン・クリュのぶどうを使用


(左から)
ラ キュベNV、 ウルトラ ブリュットNV、ブリュット ミレジメ2007、同1999(マグナム)、ロゼNV、アレクサンドラ ロゼ2004


photo by Fumiko (2014年3月)
グラン・シエクルテイスティング中のミシェル・フォコネ醸造責任者


各アイテムごとのブロッシャー、メゾンとしての意気込みを感じます。
フォコネさんとグラン・シエクルにフォーカスしていたVIGNERON誌


photo by Ayano
これからもローラン・ペリエの魅力を伝道していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。サントリーワインインターナショナル(株)および阪本さんに改めて御礼申しあげます!

関連ページ
■ローラン・ペリエ200周年記念ディナー
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2013-01-03
■シャンパン×和食 ローラン・ペリエ昼餐会
http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2017-06-06
■ロイヤルウエディングでも活躍したローラン・ペリエ(ippin)
https://ippin.gnavi.co.jp/article-3233/


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