日豪EPA締結特別企画メニューコンテスト最優秀賞はリーガロイヤルホテルのシャンボール! [オーストラリア]
日豪EPAの締結を記念したメニューコンテスト
1月15日、日本とオーストラリア間で締結された経済連携協定(日豪EPA)が発効されました。それを記念して企画されたのが若手シェフ&ソムリエを対象にしたメニューコンテストです。

昨年12月、オーストラリア大使館で行われたメニューコンテストの概要説明と指定食材リストの発表時には、来日中のマルコム・ターンブル首相もご臨席くださり、ごあいさつなさっていましたが、日豪初のコンテストにかける意気込みを感じました。全国38レストラン41チームがエントリーして行われたコンテストは、書類審査や調理審査等を経て、4月20日に最優秀賞等の発表がありました。本コンテストの主旨、経過および結果についてはコチラで確認できます。
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(左から)ジュリアン・メリマン オーストラリア大使館参事官(商務)、MCを担当した俳優&オーストラリア親善(PR)大使の柴俊夫さん、ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使、特別審査員のラ・ロシェル坂井宏行オーナーシェフ、最優秀賞受賞の村上智彦シェフ、審査員のHAL Yamashita 山下春幸エグゼクティブオーナーシェフ、審査員の大橋健一MW、優秀賞受賞の女性シェフ片野雅美さん
最高位に輝いたリーガロイヤルホテルのレストラン〝シャンボール〟
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(左から)池田大亮ソムリエ、村上智彦シェフ、高橋賢明アシスタント
「我々はこのコンテストを通してチーム力を最大の売りにしようと考えました。綿密な打ち合わせ、メニュー構成、そして食材。本当に料理とワインがあうのか、3人で徹底的に詰めて臨みました。日本にもっとオーストラリアの食材を広めるにはどうしたら良いのかを考え、指定食材に選ばれていない、いくつもの食材を探しました。コーヒーやレモンマートルのような感動的な食材に出会い、めちゃくちゃ熱が入りました。優勝できて感無量です」と喜びを語った村上シェフ
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優秀賞だったザ・プリンスタワー東京 ブリーズヴェールは唯一の女性シェフで、片野雅美さんについて坂井特別審査員は「仔羊の骨をはさみで一生懸命カットしている姿が印象的だった」と評価
コンテストの結果発表、授賞式で

特別審査員としてコンテストに参加なさっていたミラー大使は「次世代を担うシェフやソムリエの皆さんによってオーストラリアの素晴らしい食材とワインを使った新しい展開が示される現場に立ちあうことができて光栄でした。上位10チームによる調理コンテストのクリエイティヴな料理とそれを最大限に引き出すワインとのマッチングには大きな感銘を受けました。受賞者には副賞として食材とワインの生産地として有名なヴィクトリア州への視察旅行が贈られます」とあいさつ
坂井宏行特別審査員は「コンクールはグレードも高く、プレゼンテーションも非常に素晴らしかったので、どのチームが優勝してもおかしくない状況でした」と述べました。
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料理とワインの相性に重点を置いて審査したという大橋健一MWは「メニューの再現性を重視し、オーストラリアワインでなければ、この相性の素晴らしさは出せないと思えるお皿に高い点数を付けました」とコメント
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坂井特別審査員、山下、大橋両審査員にミラー大使から感謝状と記念品が贈呈され、同時にコンクールの特別審査員として尽力なさっていた柴俊夫さんにも感謝状と記念品が贈られました。
柴さんは「このコンペティションの話を聞いた時、素晴らしい企画だと思いました。実は40年前からオーストラリアに行き続けていますが、その時に感じたことは、食材がこんなに良いのになぜ料理が・・・ということでした。でも今やモダンオーストラリア料理が世界的にも高い評価を受け、眠れる獅子が目覚めた感じです。これからはオーストラリアの食材を日本料理やレストランで活用していくことが大事だと思っています」と述べ、来年8月にシドニーのオペラハウスで、料理の鉄人を招いた食文化の交流があることについても触れていました。日豪料理のさらなる交流が期待できそうです。
授賞式後はガーデンで食品・飲料展示会
緑に囲まれたオーストラリア大使館の贅沢な空間には、こんがり焼けたラムの匂いが漂い、あわびやサーモン等のプレミアム食材、オイル、チーズ、ビール、ワイン等を扱う24の企業・団体が集結しました!

まずはビール!
2010年シドニー北西部の広大な敷地に最新鋭の設備を導入して建造されたオーストラリアン・ブルワリー、昨年初めて味わってからザ・ペール・エールのファンです!

タスマニアのサーモン
ヒューオン社はタスマニア南部の人里離れた手つかずの大自然のなかにあり、独自の給餌方法や休閑期の設定等を取り入れて高品質のサーモンを提供しています。

イギリスとオーストラリアで販売量No.1を誇るアコレード・ワインズ・ジャパン(株)
当日のメインアイテムは果実のフレッシュさが魅力のハーディーズのスタンプシリーズ。未入荷のスパークリングワインも登場!

最優秀賞をゲットした村上シェフが語っていたレモンマートル
カミロ・エンタープライズィーズ社はエキストラ・バージンオイルや関連商品、グルメ食品を手掛けています。
レモンマートルは原住民のアボリジニが使っていたオーストラリアに自生するハーブで、レモングラスに似た香りがします。初めて出会ったハーブ!
機会がありましたら、どうぞ、シェフ・ソムリエ対象メニューコンテスト受賞店で、オーストラリア食材の豊富さをお試しください。
■最優秀賞:リーガロイヤルホテル レストラン シャンボール
■優秀賞:Best Australia(オーストラリア食材を最も多く使用したメニュー)
ザ・プリンスパークタワー東京 レストラン ブリーズヴェール
■Best Aussie Beef of Lamb賞:セルリアンタワー東急ホテル
■イノベーション・プレゼンテーション賞:Ruby Jack's Steakhouse & Bar
■料理とワインのベストマリアージュ賞:リゾートトラスト エクシブ京都 八瀬離宮
1月15日、日本とオーストラリア間で締結された経済連携協定(日豪EPA)が発効されました。それを記念して企画されたのが若手シェフ&ソムリエを対象にしたメニューコンテストです。

昨年12月、オーストラリア大使館で行われたメニューコンテストの概要説明と指定食材リストの発表時には、来日中のマルコム・ターンブル首相もご臨席くださり、ごあいさつなさっていましたが、日豪初のコンテストにかける意気込みを感じました。全国38レストラン41チームがエントリーして行われたコンテストは、書類審査や調理審査等を経て、4月20日に最優秀賞等の発表がありました。本コンテストの主旨、経過および結果についてはコチラで確認できます。
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最高位に輝いたリーガロイヤルホテルのレストラン〝シャンボール〟
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(左から)池田大亮ソムリエ、村上智彦シェフ、高橋賢明アシスタント
「我々はこのコンテストを通してチーム力を最大の売りにしようと考えました。綿密な打ち合わせ、メニュー構成、そして食材。本当に料理とワインがあうのか、3人で徹底的に詰めて臨みました。日本にもっとオーストラリアの食材を広めるにはどうしたら良いのかを考え、指定食材に選ばれていない、いくつもの食材を探しました。コーヒーやレモンマートルのような感動的な食材に出会い、めちゃくちゃ熱が入りました。優勝できて感無量です」と喜びを語った村上シェフ
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優秀賞だったザ・プリンスタワー東京 ブリーズヴェールは唯一の女性シェフで、片野雅美さんについて坂井特別審査員は「仔羊の骨をはさみで一生懸命カットしている姿が印象的だった」と評価
コンテストの結果発表、授賞式で

特別審査員としてコンテストに参加なさっていたミラー大使は「次世代を担うシェフやソムリエの皆さんによってオーストラリアの素晴らしい食材とワインを使った新しい展開が示される現場に立ちあうことができて光栄でした。上位10チームによる調理コンテストのクリエイティヴな料理とそれを最大限に引き出すワインとのマッチングには大きな感銘を受けました。受賞者には副賞として食材とワインの生産地として有名なヴィクトリア州への視察旅行が贈られます」とあいさつ
坂井宏行特別審査員は「コンクールはグレードも高く、プレゼンテーションも非常に素晴らしかったので、どのチームが優勝してもおかしくない状況でした」と述べました。
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柴さんは「このコンペティションの話を聞いた時、素晴らしい企画だと思いました。実は40年前からオーストラリアに行き続けていますが、その時に感じたことは、食材がこんなに良いのになぜ料理が・・・ということでした。でも今やモダンオーストラリア料理が世界的にも高い評価を受け、眠れる獅子が目覚めた感じです。これからはオーストラリアの食材を日本料理やレストランで活用していくことが大事だと思っています」と述べ、来年8月にシドニーのオペラハウスで、料理の鉄人を招いた食文化の交流があることについても触れていました。日豪料理のさらなる交流が期待できそうです。
授賞式後はガーデンで食品・飲料展示会
緑に囲まれたオーストラリア大使館の贅沢な空間には、こんがり焼けたラムの匂いが漂い、あわびやサーモン等のプレミアム食材、オイル、チーズ、ビール、ワイン等を扱う24の企業・団体が集結しました!

まずはビール!
2010年シドニー北西部の広大な敷地に最新鋭の設備を導入して建造されたオーストラリアン・ブルワリー、昨年初めて味わってからザ・ペール・エールのファンです!

タスマニアのサーモン
ヒューオン社はタスマニア南部の人里離れた手つかずの大自然のなかにあり、独自の給餌方法や休閑期の設定等を取り入れて高品質のサーモンを提供しています。
イギリスとオーストラリアで販売量No.1を誇るアコレード・ワインズ・ジャパン(株)
当日のメインアイテムは果実のフレッシュさが魅力のハーディーズのスタンプシリーズ。未入荷のスパークリングワインも登場!
最優秀賞をゲットした村上シェフが語っていたレモンマートル
カミロ・エンタープライズィーズ社はエキストラ・バージンオイルや関連商品、グルメ食品を手掛けています。
レモンマートルは原住民のアボリジニが使っていたオーストラリアに自生するハーブで、レモングラスに似た香りがします。初めて出会ったハーブ!
機会がありましたら、どうぞ、シェフ・ソムリエ対象メニューコンテスト受賞店で、オーストラリア食材の豊富さをお試しください。
■最優秀賞:リーガロイヤルホテル レストラン シャンボール
■優秀賞:Best Australia(オーストラリア食材を最も多く使用したメニュー)
ザ・プリンスパークタワー東京 レストラン ブリーズヴェール
■Best Aussie Beef of Lamb賞:セルリアンタワー東急ホテル
■イノベーション・プレゼンテーション賞:Ruby Jack's Steakhouse & Bar
■料理とワインのベストマリアージュ賞:リゾートトラスト エクシブ京都 八瀬離宮
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