ボランジェR.D.2002! 1952年から50年目の特別なヴィンテージ!! [シャンパン]
マダム・ボランジェが考案した『ボランジェR.D.2002』
女性が表舞台で活躍することがまだまだ少なかった1900年代の中盤、世界中を飛び回り、メゾンの発展に大きく寄与していたのがマダム・ボランジェです。そして、彼女の斬新なアイデアを生かし、製品化されたのが同社が誇る自根のシャンパン『ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ』と「最近デゴルジュマン(オリ引き)された」を意味する『R.D.』
今春発売を開始した『R.D.2002』はマダムが考案してリリースした1952年ヴィンテージ(発売は15年の熟成期間を経た1967年6月)から数えて50年目にあたるヴィンテージで、2002年は24番目のボトルになります。
直近では1997年ヴィンテージが2008年にリリースされて以降、750mlのレギュラーサイズでのリリースは6年ぶり。1999年ヴィンテージが1500mlのマグナムサイズのみ、2000年ヴィンテージが3000mlのジェロボアムサイズ(限定350本)のみでリリース。
久しく750mlのレギュラーサイズが登場していなかったので、それに合わせてギフトボックスも新しくなりました。ボランジェの力の入れ具合が伝わってきます。
お披露目に際しては、コマーシャル・ダイレクターのギイ・ド・リヴォワールさんが来日!
ギーさんは冒頭、メゾンを立ち上げた3人、アタナス・ド・ヴィレルモン提督(海軍の軍人)。提督のかつての同僚ポール・ルノダン。そしてヴュルテンベルク王国エルヴァンゲン生まれのジャック・ボランジェや、1941年から30年にわたり活躍したマダム・ボランジェについてコメント。さらに沿革にも触れていました。2012年10月のラ・グラン・ダネ2004年お披露のリポートをリンクしておきますので、ボランジェを知り尽くす意味で是非ともご覧ください。
>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2012-10-27
今回の会場は東京ミッドタウンのオークウッドプレミア。当日のメニューは輸入元アルカンの佐藤シェフが同社扱いの食材をふんだんに使い、まずは『スペシャル・キュヴェ』、『ラ・グラン・ダネ2004』、『ロゼNV』に合わせて楽しめる各皿を提供していました。その一部をご紹介すると・・・
メニューの数々
参加者から評判の良かった三種の小さいクロワッサン チーズ、アンチョビ、タプナード
ホセリート ハモンイベリコ ベジョータとスペイン産クール・ド・レッチュ
三種オリーブとコルニッション キリ・スティック添え
ルージェ フォアグラ カナールのテリーヌ エスプレッソ風味
ルージェ ブルターニュ産オマール・ブルーのソテー デュカの香り セロリラブのピューン添え
複雑味のあるR.D.に合わせて、ブレス産プーレ 胸肉のロースト トリュフ風味のソース 長野県産キノコ添え ヴァドゥヴァンマサラでマリネした腿肉のコンフィを添えて
ボランジェとフランボワーズのジュレ
チョコレートムースとミニショコラ キルシュ風味のグリオット
キャラメルポワールとペリゴール産のクルミ、イジニーのキャラメルを練り込んだパウンドケーキ
二種のマンゴーを使ったマンゴープリン
イタリア産マロンを使ったミニ・モンブラン
ビスキュイ・シャンパーニュ
50年目を記念して
『R.D.2002』の登場、50年目を祝い乾杯!
7月3日付のワインのこころで「マダムが考案したボランジェR.D. 記念すべきビンテージ2002登場」のタイトルでまとめています。
R.D.のコンセプトは(1)時間 (2)希少性 (3)大胆さ。熟成の期間は初ヴィンテージで15年という長い期間を経ています。2002年の数量についての正式発表はなし。希少性のあるシャンパンです。
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%。23のクリュを使用。グラン・クリュ70%、プルミエ・クリュ29%。ピノ・ノワールを主体にするボランジェにしてはピノの比率が少ないのですが、それは2002年のシャルドネの出来が良かったことに起因。
ドザージュ:3g/L、動瓶(ルミュアージュ)もデゴルジュマン(2013年9月実施)もすべて手作業。
輝きのある黄金色、フレッシュなミネラル感、赤系果実、ハチミツ、エスニックノーズ、ナッティさ、口中に中盤以降広がる複雑味、10度くらいからスタートして温度変化を楽しむ。ピノやシャルドネを感じるブルゴーニュグラスがお薦め! 希望小売価格38,000円(税別)
スクリーンサイドにはW杯の決勝進出を反映したフラッグが!
フランスは今朝の準々決勝で、惜しくもドイツに負けてしまいましたが、シャンパンを飲む機会は引き続き多いと思います。R.D.は数量的には少生産なので入手の争奪が予想されますが、ボランジェのシャンパンは、どのレンジも素晴らしいです。その良さを体感するためには、ゴルゴーニュグラスで楽しむことをお薦めします。香りや味わいに関して、今まで気が付かなかった発見があるはずです!
女性が表舞台で活躍することがまだまだ少なかった1900年代の中盤、世界中を飛び回り、メゾンの発展に大きく寄与していたのがマダム・ボランジェです。そして、彼女の斬新なアイデアを生かし、製品化されたのが同社が誇る自根のシャンパン『ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ』と「最近デゴルジュマン(オリ引き)された」を意味する『R.D.』
今春発売を開始した『R.D.2002』はマダムが考案してリリースした1952年ヴィンテージ(発売は15年の熟成期間を経た1967年6月)から数えて50年目にあたるヴィンテージで、2002年は24番目のボトルになります。
直近では1997年ヴィンテージが2008年にリリースされて以降、750mlのレギュラーサイズでのリリースは6年ぶり。1999年ヴィンテージが1500mlのマグナムサイズのみ、2000年ヴィンテージが3000mlのジェロボアムサイズ(限定350本)のみでリリース。
久しく750mlのレギュラーサイズが登場していなかったので、それに合わせてギフトボックスも新しくなりました。ボランジェの力の入れ具合が伝わってきます。
お披露目に際しては、コマーシャル・ダイレクターのギイ・ド・リヴォワールさんが来日!
ギーさんは冒頭、メゾンを立ち上げた3人、アタナス・ド・ヴィレルモン提督(海軍の軍人)。提督のかつての同僚ポール・ルノダン。そしてヴュルテンベルク王国エルヴァンゲン生まれのジャック・ボランジェや、1941年から30年にわたり活躍したマダム・ボランジェについてコメント。さらに沿革にも触れていました。2012年10月のラ・グラン・ダネ2004年お披露のリポートをリンクしておきますので、ボランジェを知り尽くす意味で是非ともご覧ください。
>>>http://non-solo-vino.blog.so-net.ne.jp/2012-10-27
今回の会場は東京ミッドタウンのオークウッドプレミア。当日のメニューは輸入元アルカンの佐藤シェフが同社扱いの食材をふんだんに使い、まずは『スペシャル・キュヴェ』、『ラ・グラン・ダネ2004』、『ロゼNV』に合わせて楽しめる各皿を提供していました。その一部をご紹介すると・・・
メニューの数々
参加者から評判の良かった三種の小さいクロワッサン チーズ、アンチョビ、タプナード
ホセリート ハモンイベリコ ベジョータとスペイン産クール・ド・レッチュ
三種オリーブとコルニッション キリ・スティック添え
ルージェ フォアグラ カナールのテリーヌ エスプレッソ風味
ルージェ ブルターニュ産オマール・ブルーのソテー デュカの香り セロリラブのピューン添え
複雑味のあるR.D.に合わせて、ブレス産プーレ 胸肉のロースト トリュフ風味のソース 長野県産キノコ添え ヴァドゥヴァンマサラでマリネした腿肉のコンフィを添えて
ボランジェとフランボワーズのジュレ
チョコレートムースとミニショコラ キルシュ風味のグリオット
キャラメルポワールとペリゴール産のクルミ、イジニーのキャラメルを練り込んだパウンドケーキ
二種のマンゴーを使ったマンゴープリン
イタリア産マロンを使ったミニ・モンブラン
ビスキュイ・シャンパーニュ
50年目を記念して
『R.D.2002』の登場、50年目を祝い乾杯!
7月3日付のワインのこころで「マダムが考案したボランジェR.D. 記念すべきビンテージ2002登場」のタイトルでまとめています。
R.D.のコンセプトは(1)時間 (2)希少性 (3)大胆さ。熟成の期間は初ヴィンテージで15年という長い期間を経ています。2002年の数量についての正式発表はなし。希少性のあるシャンパンです。
ぶどう品種:ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%。23のクリュを使用。グラン・クリュ70%、プルミエ・クリュ29%。ピノ・ノワールを主体にするボランジェにしてはピノの比率が少ないのですが、それは2002年のシャルドネの出来が良かったことに起因。
ドザージュ:3g/L、動瓶(ルミュアージュ)もデゴルジュマン(2013年9月実施)もすべて手作業。
輝きのある黄金色、フレッシュなミネラル感、赤系果実、ハチミツ、エスニックノーズ、ナッティさ、口中に中盤以降広がる複雑味、10度くらいからスタートして温度変化を楽しむ。ピノやシャルドネを感じるブルゴーニュグラスがお薦め! 希望小売価格38,000円(税別)
スクリーンサイドにはW杯の決勝進出を反映したフラッグが!
フランスは今朝の準々決勝で、惜しくもドイツに負けてしまいましたが、シャンパンを飲む機会は引き続き多いと思います。R.D.は数量的には少生産なので入手の争奪が予想されますが、ボランジェのシャンパンは、どのレンジも素晴らしいです。その良さを体感するためには、ゴルゴーニュグラスで楽しむことをお薦めします。香りや味わいに関して、今まで気が付かなかった発見があるはずです!
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