Le Beaujolais nouveau est arrivé ボージョレ・ヌーヴォー到着! 後半はホイリゲ情報も!! [ワイン]
2012年11月15日、ボージョレ・ヌーヴォー到着、解禁です!
プレス会見はフランス大使公邸
今年はボトルの差別化もあり、 レッド、ゴールドは人目を惹いていました!!
ボージョレの帝王デュブッフさんのボトルやルイ・ジャドも
フランス大使公邸に揃ったのは48社71アイテム!
インター・ボージョレのブリュノ・マレ会長とSOPEXAのシャルル・デュラン日本代表の会見
冒頭、前日深夜に行われたカウントダウンパーティについて、デュラン日本代表(右)から「品川プリンスホテルで15日0時に行われたカウントダウンパーティには450名が集まり、うち120名はメディア関係でテレビ局も入っていました」との報告がありました。
続いて、今年7月にインター・ボージョレ(ボージョレ・ワイン委員会は2004年からインター・ボージョレに名称変更)の会長に就任したブリュノ・マレ氏の解説概要
■2001年からボージョレ・ヌーヴォーの対輸出国No1は日本!!
日本は最優先市場、次がアメリカ、ドイツとのこと
■今年の気候は不順で収穫は例年の50%減。収穫量は400,000ha/hl程度の見込み
ただし、輸入量は4%増、品質は上質。アロマ豊かで将来性があり、エレガント。飲みごころを誘うワイン
■ポスターはヴォーグの1ページを飾ったもの、ヌ―ヴォーとオートクチュールを結び付けたCP
■春のボージョレCPや啓蒙活動を行っているボージョレでは、世界240店舗でビストロ・ボージョレを展開。日本からも神楽坂のルグドゥノム・ブション・リヨネほか3軒が参入
※Pleasureの項にビストロ・ボージョレあり、日本は未掲載
■フランス国内ではヴィラージュクラスより、ボージョレが中心。店頭価格は一般的には20ユーロ、大手スーパーで5~7ユーロ
■ペットボトルに関してインター・ボージョレでは公式には反対の方針。ペットボトル内の変化をみきわめた上で承認という考え方でいたので、そのための調査を行った。結果、ボージョレが飲める期間内であればボトル内での変化もないという確証が得られたので容認。基本的にフランスでは(1)伝統的なボトルでボージョレを楽しむ客層 (2)ペットボトルでも飲めるという若い客層の2パターンがあると判断。ただ、フランス国内でのペットボトルの使用率は非常に低いといえる
クリスチャン・マセ在日フランス大使の音頭で乾杯! 大使を囲んで、デュラン氏、ジャン・シャルル・クルーアンSOPEXAアジア代表、マレ氏にポーズをとっていただきました!
試飲会場にはSOPEXA副代表の小林幸恵氏も!
2012年のヌーヴォーは素直に美味しく飲めるタイプ、自分の好きな料理に合わせて楽しんで♪
銀座・コリドー街のオエノン本社にて
シンポール航空のブック・ザ・クックでも活躍中の三ッ星シェフ、ジョルジュ・ブラン氏。モメサンが所有するヴィラージュ地区のワインをシェフが特別にセレクトした、料理に合わせやすい1本、上代2400円
(右)モメサンの最高級ドメーヌが造る安定した品質のヌーヴォー、アロマ豊かで、バランスの良さは秀逸、上代3000円
いつも感心するのがヌーヴォーに合わせたお料理の数々
ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン製で、ホントきれい! もちろん食べても美味、五感を刺激します。ヌーヴォーに合わせる一品として参考になさっていただけると思います。
京橋のメルシャン本社にて
かわいい新酒娘さんのお迎え
樽でいただくアルベール・ビショーのヌーヴォー、風情があります
日本リカーのブースではルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュのノンフィルターが人気でした!
例年行われているリヨン-ボージョレ・ヌーヴォー トロフィー情報
ボージョレ・ヌーヴォー到着の4日前に、100名ほどの醸造家、ソムリエなどの専門家が世界中から集まり、2012年のボージョレとボージョレ・ヴィラージュのヌーヴォーの赤とロゼ400本ほどのサンプルをブラインドで試飲、分析、評価。優秀ワインには金・銀・銅のメダルを授与
ボージョレ・ヌーヴォーより少し早く解禁日(11月11日)を迎えたオーストリアのホイリゲ!!
解禁日の午後、元麻布のオーストリア大使公邸でホイリゲンパーティが行われました。
ホイリゲはオーストリアを代表する白ワインで、ホイリゲの故郷ウィーンで造られます!
このホイリゲには2つの意味があり、1つは“居酒屋”、もう1つは“新酒”。聖マーティンの日(11日)から1年間、ホイリゲとして飲まれます。最大の特徴は“ゲミシュターサッツ”と言って、数種類のぶどう品種をブレンドして造ることです。ぶどう樹も混植されているので、混植混醸ワインをこのように呼んでいます。
もとを正せば19世紀のフィロキセラ禍以前のぶどう畑は、数多くのぶどう品種が一緒に植えられていたので、同時期に収獲するのが一般的だったからです。ツァーヘルのホイリゲはシャルドネ、リースリング、グリューナー・フェルトリナー、ノイブルガーのブレンドで、軽やか、爽やか、果実の美味しさたっぷりのワイン
ホイリゲ=居酒屋の歴史をみると・・・今から220年以上も前のこと。マリア・テレジアの息子ヨーゼフ2世が1789年に「ウィ―ンのぶどう栽培農家に年間300日以内に限り、自家製ワインを小売りして、簡単な食事を出してよい」という特別許可を与えたことが発端になっています。
私もツァ―ヘルにはお邪魔したことがありますが、ワイナリーの壁はマリア・テレジアカラーと呼ばれている黄色でとてもステキ。解禁の11日から軒下の松の玉は新しく付け替えられますが、それは「新酒あります」との意味が込められています。
輸入元エイ・ダブリュー・エイのノベルト・テッシュ社長(最右)の招聘で来日したツァーヘルのオーナーのリヒャルト・ツァーヘル氏(左から2人目)と醸造責任者のアレクサンダー・スコッフ氏(最左)、アコーデオン演奏者のエリッヒ・ツィ―プ氏(中央)。マルティン・グラッツオーストリア大使館商務参事官(右から2人目)も母国の味、ホイリゲを堪能なさっていました。
オーストリアの民族衣装ディエンドルでホイリゲをサービスしてくれたかわいい新酒娘さん
隣りのボトルは9種ブレンドのゲミシュターサッツ、ヌスベルグ・グランド・レゼルヴ2009です!!
ヌスベルグはウィーンの銘醸畑でこのワインは樹齢50年以上の古樹から獲れた遅摘みぶどうを使用
ホイリゲにはハムやソーセージなど、手間のかからない食材でOK
スペアリブも
パンは“センメル”があるとちょっと嬉しいです!
(左から)新酒ホイリゲ2012は上代2940円(税込)、シュロスシェーンブルン ヴァイス ゲミシュターサッツ2011、ヌスベルグ・グランド・レゼルヴ ゲミシュターサッツ2009、シュロスシェーンブルン ロート2010(赤)、アンタレス グランド レゼルヴ2008(赤)
居酒屋では中庭にあるガーデン席で、ワイワイ騒いで新酒を楽しみますが、音楽の都ウィ―ンらしく、アコーデオン奏者が各テーブルを回ってくれるのも印象的でした。そんな陽気なウィ―ンを、新酒ホイリゲで感じてください。ホイリゲのお問い合わせは(株)エイ・ダブリュー・エイの担当:濱本さん(0798)72-7022まで
プレス会見はフランス大使公邸
今年はボトルの差別化もあり、 レッド、ゴールドは人目を惹いていました!!
ボージョレの帝王デュブッフさんのボトルやルイ・ジャドも
フランス大使公邸に揃ったのは48社71アイテム!
インター・ボージョレのブリュノ・マレ会長とSOPEXAのシャルル・デュラン日本代表の会見
冒頭、前日深夜に行われたカウントダウンパーティについて、デュラン日本代表(右)から「品川プリンスホテルで15日0時に行われたカウントダウンパーティには450名が集まり、うち120名はメディア関係でテレビ局も入っていました」との報告がありました。
続いて、今年7月にインター・ボージョレ(ボージョレ・ワイン委員会は2004年からインター・ボージョレに名称変更)の会長に就任したブリュノ・マレ氏の解説概要
■2001年からボージョレ・ヌーヴォーの対輸出国No1は日本!!
日本は最優先市場、次がアメリカ、ドイツとのこと
■今年の気候は不順で収穫は例年の50%減。収穫量は400,000ha/hl程度の見込み
ただし、輸入量は4%増、品質は上質。アロマ豊かで将来性があり、エレガント。飲みごころを誘うワイン
■ポスターはヴォーグの1ページを飾ったもの、ヌ―ヴォーとオートクチュールを結び付けたCP
■春のボージョレCPや啓蒙活動を行っているボージョレでは、世界240店舗でビストロ・ボージョレを展開。日本からも神楽坂のルグドゥノム・ブション・リヨネほか3軒が参入
※Pleasureの項にビストロ・ボージョレあり、日本は未掲載
■フランス国内ではヴィラージュクラスより、ボージョレが中心。店頭価格は一般的には20ユーロ、大手スーパーで5~7ユーロ
■ペットボトルに関してインター・ボージョレでは公式には反対の方針。ペットボトル内の変化をみきわめた上で承認という考え方でいたので、そのための調査を行った。結果、ボージョレが飲める期間内であればボトル内での変化もないという確証が得られたので容認。基本的にフランスでは(1)伝統的なボトルでボージョレを楽しむ客層 (2)ペットボトルでも飲めるという若い客層の2パターンがあると判断。ただ、フランス国内でのペットボトルの使用率は非常に低いといえる
クリスチャン・マセ在日フランス大使の音頭で乾杯! 大使を囲んで、デュラン氏、ジャン・シャルル・クルーアンSOPEXAアジア代表、マレ氏にポーズをとっていただきました!
試飲会場にはSOPEXA副代表の小林幸恵氏も!
2012年のヌーヴォーは素直に美味しく飲めるタイプ、自分の好きな料理に合わせて楽しんで♪
銀座・コリドー街のオエノン本社にて
シンポール航空のブック・ザ・クックでも活躍中の三ッ星シェフ、ジョルジュ・ブラン氏。モメサンが所有するヴィラージュ地区のワインをシェフが特別にセレクトした、料理に合わせやすい1本、上代2400円
(右)モメサンの最高級ドメーヌが造る安定した品質のヌーヴォー、アロマ豊かで、バランスの良さは秀逸、上代3000円
いつも感心するのがヌーヴォーに合わせたお料理の数々
ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン製で、ホントきれい! もちろん食べても美味、五感を刺激します。ヌーヴォーに合わせる一品として参考になさっていただけると思います。
京橋のメルシャン本社にて
かわいい新酒娘さんのお迎え
樽でいただくアルベール・ビショーのヌーヴォー、風情があります
日本リカーのブースではルイ・ジャドのボージョレ・ヴィラージュのノンフィルターが人気でした!
例年行われているリヨン-ボージョレ・ヌーヴォー トロフィー情報
ボージョレ・ヌーヴォー到着の4日前に、100名ほどの醸造家、ソムリエなどの専門家が世界中から集まり、2012年のボージョレとボージョレ・ヴィラージュのヌーヴォーの赤とロゼ400本ほどのサンプルをブラインドで試飲、分析、評価。優秀ワインには金・銀・銅のメダルを授与
ボージョレ・ヌーヴォーより少し早く解禁日(11月11日)を迎えたオーストリアのホイリゲ!!
解禁日の午後、元麻布のオーストリア大使公邸でホイリゲンパーティが行われました。
ホイリゲはオーストリアを代表する白ワインで、ホイリゲの故郷ウィーンで造られます!
このホイリゲには2つの意味があり、1つは“居酒屋”、もう1つは“新酒”。聖マーティンの日(11日)から1年間、ホイリゲとして飲まれます。最大の特徴は“ゲミシュターサッツ”と言って、数種類のぶどう品種をブレンドして造ることです。ぶどう樹も混植されているので、混植混醸ワインをこのように呼んでいます。
もとを正せば19世紀のフィロキセラ禍以前のぶどう畑は、数多くのぶどう品種が一緒に植えられていたので、同時期に収獲するのが一般的だったからです。ツァーヘルのホイリゲはシャルドネ、リースリング、グリューナー・フェルトリナー、ノイブルガーのブレンドで、軽やか、爽やか、果実の美味しさたっぷりのワイン
ホイリゲ=居酒屋の歴史をみると・・・今から220年以上も前のこと。マリア・テレジアの息子ヨーゼフ2世が1789年に「ウィ―ンのぶどう栽培農家に年間300日以内に限り、自家製ワインを小売りして、簡単な食事を出してよい」という特別許可を与えたことが発端になっています。
私もツァ―ヘルにはお邪魔したことがありますが、ワイナリーの壁はマリア・テレジアカラーと呼ばれている黄色でとてもステキ。解禁の11日から軒下の松の玉は新しく付け替えられますが、それは「新酒あります」との意味が込められています。
輸入元エイ・ダブリュー・エイのノベルト・テッシュ社長(最右)の招聘で来日したツァーヘルのオーナーのリヒャルト・ツァーヘル氏(左から2人目)と醸造責任者のアレクサンダー・スコッフ氏(最左)、アコーデオン演奏者のエリッヒ・ツィ―プ氏(中央)。マルティン・グラッツオーストリア大使館商務参事官(右から2人目)も母国の味、ホイリゲを堪能なさっていました。
オーストリアの民族衣装ディエンドルでホイリゲをサービスしてくれたかわいい新酒娘さん
隣りのボトルは9種ブレンドのゲミシュターサッツ、ヌスベルグ・グランド・レゼルヴ2009です!!
ヌスベルグはウィーンの銘醸畑でこのワインは樹齢50年以上の古樹から獲れた遅摘みぶどうを使用
ホイリゲにはハムやソーセージなど、手間のかからない食材でOK
スペアリブも
パンは“センメル”があるとちょっと嬉しいです!
(左から)新酒ホイリゲ2012は上代2940円(税込)、シュロスシェーンブルン ヴァイス ゲミシュターサッツ2011、ヌスベルグ・グランド・レゼルヴ ゲミシュターサッツ2009、シュロスシェーンブルン ロート2010(赤)、アンタレス グランド レゼルヴ2008(赤)
居酒屋では中庭にあるガーデン席で、ワイワイ騒いで新酒を楽しみますが、音楽の都ウィ―ンらしく、アコーデオン奏者が各テーブルを回ってくれるのも印象的でした。そんな陽気なウィ―ンを、新酒ホイリゲで感じてください。ホイリゲのお問い合わせは(株)エイ・ダブリュー・エイの担当:濱本さん(0798)72-7022まで
タグ:ボージョレ・ヌーヴォー ホイリゲ
本当にお祭りですね。
お料理だけ楽しみたい!!
ラジオ最終回だけですが、拝聴しました。
お声はお写真のイメージそのまま、お話もうなずく事だらけ。
日本酒が日本国内に留まっているのに対し、ワインがグローバルになり、本国と新興国の違いが出ている等、わずかなお話でも興味深く愉しませて頂きました。
ありがとうございました。
by tsworking (2012-11-17 11:18)
ボジョレーに美味しそうなお料理の数々!楽しそうな笑顔の方々~!!いい感じの一時ですね~!!羨まし~!!
by macinu (2012-11-17 12:56)
tsworkingさん、ないとエッセー、聴いてくださった由、感謝です!
私はとても楽しくお仕事させていただきました。
皆さまのお役に立てれば本望です。
ヌーヴォーは日本が第一の市場、今年はフランス側も苦労したようです。
macinuさん、ありがとうございます。
新酒、楽しんでください!!
by fumiko (2012-11-17 14:25)
ホイリゲが元は新酒ワインのことだと知りませんでした。新酒のことはneuer Wein (new wine)と言っていたので、飲み屋としてのホイリゲは大好きで通ったことがあるのですが…
ホイリゲにはzwiebelkuchen(ツビーベルクーヘン)という玉ねぎのケーキが付きものなんですが、ウィーン郊外のハイリゲンシュタットのホイリゲで食べたのが美味しくて今でも懐かしいです。
by gillman (2012-11-17 19:26)