ボ―ジョレ・ヌーヴォー解禁！ ボージョレの貴公子もご紹介します！！

11月第3木曜日になりました。フランス産新酒ボージョレ・ヌーヴォー解禁です！！

輸入元サントリー扱いのジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー

恒例のカウントダウンで、15日0時にヌーヴォーをいただきました。
綺麗なルビー色、赤い果実味豊かで、酸味はソフト、凝縮感があり、素直においしいです。
「数量少なめ、品質上質」と形容できるヌーヴォーです！

人生で最も収量の少なかった年
来日したデュブッフさんは「忘れられない年になりました。大変な気候だっただけに本日皆さんと一緒にヌーヴォーを味わえることが嬉しいです」と一言。
続けて気候について「2月はマイナス17度の日が2週間続き、まばらな開花が長期間にわたりました。夏は暑かったのですが、ヒョウが振り、大きな被害を受けました　15回もヒョウを伴ったゲリラ的な豪雨に見舞われたことで多くのダメージを受けました。地区によっては15～20ha/hlというところもあり、認可されている収量は52ha/hlなので、3分の１の量。過去3年の平均をみても40～48ha/hlなので、今年は半分以下になりました。2012年は私の人生で最も収量が少ない年でした。収獲は9月10日からで太陽の恵みを受けて良い状態で進みました」とコメントしていました。


ボージョレの帝王と言われてきたデュブッフさんに頼もしい後任が現れました！
お孫さんのアドリアン・デュブッフ・ラコンブさんです。偉大な祖父の会社に入ってまだ2か月、今はマーケティングとマネージメントの勉強をしています。
長身のアドリアンさんはボージョレの貴公子、若干24歳、独身ですって！！

昨年ボージョレ・ヌーヴォ―は60周年を迎えました。還暦の年でした。0に戻る意味のある“還暦”
2012年はボージョレ・ヌーヴォーの新たなスタートの年になりますが、そのような時期にさっそうと登場したアドリアンさん、本当にナイスな貴公子です！

午後からフランス大使公邸でプレス会見があります。数字的なことを含めてリポートしてきます。