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10回目を迎えたフランスワインを楽しむ中国料理コンクール2012 [食の話題]

中華とワインの相性や中国料理店におけるワイン販売の拡充を目的にした『フランスワインを楽しむ中国料理コンクール』の授賞式が蒲田の東京誠心調理師専門学校で行われました。
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全91の応募作品のなかから予選審査を経て選出された10選手は、9月24日の決勝で、中国料理とワインとの相性や調理技術を競いました。
27日刊の産経EXワインのこころもご笑覧いだだけると嬉しいです。

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選手の皆さんにソムリエ協会の熱田名誉顧問からホットなエールが

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アルザスワイン委員会のティエリー・フリッチュ会長(左)とフランス食品振興会(SOPEXA)のシャルル・デュラン日本代表による乾杯

前菜部門と熱菜部門のグランプリ
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料理名:牡蠣貝のシンプル山椒オイル漬け、秋刀魚の魚烹仕立て~ワイン風味
部門を問わず全作品のなかで最もワインとの相性が良い作品に贈られるアルザス賞も受賞

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前菜部門の勝者は旭川グランドホテル 福里 聖(フクザト タカシ)選手、祝福するフリッチュ会長

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料理名:梅香る近江鶏二種料理

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熱菜部門は中国料理『沙羅』中島幸泰(ナカジマ ヤスユキ)選手、日本中国料理協会の畔蒜俊光(アビル トシミツ)副会長と

ティエリー・フリッチュ会長に伺った相性の感想
審査にあたったフリッチュ会長が白ワイン(リースリング、ゲヴルツトラミネール)と赤ワイン(ボージョレー、ボージョレー・ヴィラージュ)と合わせて相性の良さを感じた作品は・・・
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料理名:前菜部門/平貝の中国風パン粉焼き スモークしたサーモンのタルラル風~風の舞
「リースリングに合っていました」とフリッチュ会長
サーモンと合わせた時、若干の生臭さを感じたので、レモンスライスが添えてあれば良かったかも

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料理名:熱菜部門/鶉肉と味噌漬けフォアグラのオブラート包み蒸し紅花ソース
「ゲヴルツトラミネールと相性が良かった」とおっしゃっていました。同意です!

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料理名:熱菜部門/葡萄の葉でスモークした仔鳩、空芯餅を添えて
ボージョレ―との相性を褒めていました。この作品は赤ワインでもゲヴルツトラミネールでもOK!

ビジュアル的に一番好きだった作品がコレ。口中で八角等のスパイスが広がり、赤ワインとの相性を引き立ていましたし、ゲヴルツとの組み合わせは予想以上に良く、中国料理との相性を再認識できました!

リースリングは熱を加える料理より、前菜のほうが合わせやすいと思いました。同じ白ワインでもゲヴルツトラミネールは果実味とスパイシーさ、また凝縮感もあり、前菜・熱菜のどちらにも合わせやすい気がしました。来年、ワインと料理の相性がさらに素晴らしい作品が登場することを期待しています!
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miumiu

色んなコンクールが有るのですね。ゲヴュルツと中華、今度家飲みで試してみたいです。
by miumiu (2012-09-29 16:23) 

fumiko

miumiuさん、ゲヴルツと・・・個人的にはシェリーもおすすめ!
by fumiko (2012-09-30 21:18) 

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