Napa ValleyのFar Niente(ファー・ニエンテ)は、やっぱり素敵でした♪ [カリフォルニア]
日曜日、ナパから戻りました!
気になっていたワイナリーや話題のレストラン、映画『サイドウェイズ』に登場していたスポットなどもチェックしてきました。時々ミーハー気分になって・・・のカレッジ野外研修でした。
『ファー・ニエンテ』のラリー・S・マグワイアー社長とブルース・ムーアーズ副社長(左)
2007年10月11日撮影
2年前、輸入元ワイン・イン・スタイルの招きで来日したおふたりが、「コルトン・シャルルマーニュとシャトー・ラフィットに刺激を受けたオーナーのギル・ニッケルは2種類のワインだけをつくろうと決めました。シャルドネとカベルネです。セカンドラベルは造りません。われわれは一貫してプレミアムワインだけを造り続けていきます」と語っていたのがとても印象的で、凄いと思いました。
その贅沢なワイン哲学に触発されて以来、「ファー・ニエンテを訪問したい」とずっ~と思っていました。今回その夢が実現したわけですが、現地でさらに素敵な出来事がありました♪
ダニエル・デアゴスティーニさんの写真集『Into The Earth A Wine Cave Renaissance』
11月4日の訪問時、ワイナリーでダニエルさんご一行と一緒になりました。彼は著名なカメラマンでした! 画像にある写真集の表・裏カバーともファー・ニエンテ、本誌中の趣ある雰囲気のファー・ニエンテ他、メインのカーヴはすべて彼が撮影しています。
ここで嬉しいことが! ダニエルさんがサインしてくださった写真集をブルース・ムーアーズ副社長が私にくださったのです♪ 歴史あるカーヴや建設当時のカーヴ写真から伝わってくる土のイメージや光の陰影が素晴らしく、重厚な空気感のある写真集に大感激! 中には懐かしいカーヴがたくさんありました。
ダニエルさんと遭遇できたことで、ナパでの素敵な思い出が1つ増えました♪
もう1つ、ファー・ニエンテで注目すべきこと。それは9月に初リリースしたエンルート・ピノ・ノワール・ロシアン・リヴァー・ヴァレー『レ・ポミエ2007』です。
数十年前にラルー・ビーズ・ルロワが贈ってくれたロマネ・コンティを味わってから、ギル&ベスご夫妻はピノに惹かれ、偉大なるブルゴーニュにハマっていったようです。驚くべきことに、1980年代なかばに、セントラルコーストやカーネロスのぶどうでピノ造りもしたようですが納得できるものができず、何度も施行錯誤を繰り返して・・・20年以上の歳月をかけて完成したのが『レ・ポミエ2007』、まさに満を持しての発売です。
ぶどうは所有する2つの畑Graton Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレー、グリーン・ヴァレーAVA)、Amber Ridge Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレーAVA)、とManzana Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレー、グリーン・ヴァレーAVA)のものが使われています。
赤い果実より、黒系果実の風味とスパイシーさを備えたワインで、口中で旨味が長く続きます。“規模を大きくせず、賢くシンプルなことを小さくやっていきたい”がポリシーの、こだわりの生産者ファー・ニエンテらしさを感じるピノ・ノワールでした。
ピノ好きの方は、是非、http://www.enroutewinery.comをチェックなさってください!
レイト・ハーベストの華『ドルチェ』、新樽100%で3年近く熟成させ、瓶詰して1年後に出荷。
神の甘露とも表現できるワインです!
ファー・ニエンテの看板ワイン、左からシャルドネ、ドルチェ、カベルネ・ソーヴィニヨン
当日はシャルドネ2007にAbbaye de Belloc、カベルネ・ソーヴィニヨン2006にFiscalini San Joaquin Gold、ドルチェ2005にEmpereur Blue d'Auvergneのチーズを合わせて
画像一番奥にお座りの方がダニエルさんなのですが、彼のアップの画像がなくてちょっと残念です。
最後に、ワイン・イン・スタイルのマイケル・クー社長、鹿川雄司セールスディレクター、斎藤美樹ブランドマネージャー。サポート、ありがとうございました!!
気になっていたワイナリーや話題のレストラン、映画『サイドウェイズ』に登場していたスポットなどもチェックしてきました。時々ミーハー気分になって・・・のカレッジ野外研修でした。
『ファー・ニエンテ』のラリー・S・マグワイアー社長とブルース・ムーアーズ副社長(左)
2007年10月11日撮影
2年前、輸入元ワイン・イン・スタイルの招きで来日したおふたりが、「コルトン・シャルルマーニュとシャトー・ラフィットに刺激を受けたオーナーのギル・ニッケルは2種類のワインだけをつくろうと決めました。シャルドネとカベルネです。セカンドラベルは造りません。われわれは一貫してプレミアムワインだけを造り続けていきます」と語っていたのがとても印象的で、凄いと思いました。
その贅沢なワイン哲学に触発されて以来、「ファー・ニエンテを訪問したい」とずっ~と思っていました。今回その夢が実現したわけですが、現地でさらに素敵な出来事がありました♪
ダニエル・デアゴスティーニさんの写真集『Into The Earth A Wine Cave Renaissance』
11月4日の訪問時、ワイナリーでダニエルさんご一行と一緒になりました。彼は著名なカメラマンでした! 画像にある写真集の表・裏カバーともファー・ニエンテ、本誌中の趣ある雰囲気のファー・ニエンテ他、メインのカーヴはすべて彼が撮影しています。
ここで嬉しいことが! ダニエルさんがサインしてくださった写真集をブルース・ムーアーズ副社長が私にくださったのです♪ 歴史あるカーヴや建設当時のカーヴ写真から伝わってくる土のイメージや光の陰影が素晴らしく、重厚な空気感のある写真集に大感激! 中には懐かしいカーヴがたくさんありました。
ダニエルさんと遭遇できたことで、ナパでの素敵な思い出が1つ増えました♪
もう1つ、ファー・ニエンテで注目すべきこと。それは9月に初リリースしたエンルート・ピノ・ノワール・ロシアン・リヴァー・ヴァレー『レ・ポミエ2007』です。
数十年前にラルー・ビーズ・ルロワが贈ってくれたロマネ・コンティを味わってから、ギル&ベスご夫妻はピノに惹かれ、偉大なるブルゴーニュにハマっていったようです。驚くべきことに、1980年代なかばに、セントラルコーストやカーネロスのぶどうでピノ造りもしたようですが納得できるものができず、何度も施行錯誤を繰り返して・・・20年以上の歳月をかけて完成したのが『レ・ポミエ2007』、まさに満を持しての発売です。
ぶどうは所有する2つの畑Graton Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレー、グリーン・ヴァレーAVA)、Amber Ridge Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレーAVA)、とManzana Vineyard(ロシアン・リヴァー・ヴァレー、グリーン・ヴァレーAVA)のものが使われています。
赤い果実より、黒系果実の風味とスパイシーさを備えたワインで、口中で旨味が長く続きます。“規模を大きくせず、賢くシンプルなことを小さくやっていきたい”がポリシーの、こだわりの生産者ファー・ニエンテらしさを感じるピノ・ノワールでした。
ピノ好きの方は、是非、http://www.enroutewinery.comをチェックなさってください!
レイト・ハーベストの華『ドルチェ』、新樽100%で3年近く熟成させ、瓶詰して1年後に出荷。
神の甘露とも表現できるワインです!
ファー・ニエンテの看板ワイン、左からシャルドネ、ドルチェ、カベルネ・ソーヴィニヨン
当日はシャルドネ2007にAbbaye de Belloc、カベルネ・ソーヴィニヨン2006にFiscalini San Joaquin Gold、ドルチェ2005にEmpereur Blue d'Auvergneのチーズを合わせて
画像一番奥にお座りの方がダニエルさんなのですが、彼のアップの画像がなくてちょっと残念です。
最後に、ワイン・イン・スタイルのマイケル・クー社長、鹿川雄司セールスディレクター、斎藤美樹ブランドマネージャー。サポート、ありがとうございました!!
冨美子さま
お帰りなさいませ。長年の思いがかなって訪問されたワイナリーで素敵な出会い。。旅の喜びが何倍にもなりますね。続きのご報告楽しみにしています。。
by Mitsy (2009-11-12 17:40)
Mitsy-san
短期ながらも中味の濃いナパ研修でした。
ボトルに18金を使用しているドルチェは、セラーでしばらく寝かせておくことにします。素敵な出会いは、ホント、旅を豊かにしてくれますよね。
続編!
アップしなくてはいけないものが山積なので、できる順から頑張りま~す!
winoさん、チェックありがとうございました♪
by fumiko (2009-11-13 19:45)
先生、ありがとうございました&お疲れ様でした。
まさに縁とは異なもので、ワイナリー同行時に写真とるよと言ってくれた方がまさかプロのカメラマンとは!
ワイナリーではファーニエンテ初のピノが赤系果実中心の香りでよかったですし、ドルチェ(こちらも飲むのは初)は上品な甘さで寝酒に好適ですね。
by uge (2009-11-14 03:34)
優秀な講座生のuge様
ご丁寧な礼状、ありがとうございます♪
カレッジのカリフォルニア野外研修は4年ぶり。
今回の訪問先も粒揃いで面白かったですね。
何よりNY在住のugeさんのサポートは心強いものでした。
感謝しております!
>ドルチェ(こちらも飲むのは初)は上品な甘さで寝酒に好適ですね。
ドルチェが寝酒とは! 私はまだ飲み時を思案中です~
by fumiko (2009-11-15 02:35)