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デニス・ギャスティンさん@シドニー [オーストラリア]

17日の夜に日本を経ち
昨日(18日)無事オーストラリアのシドニーに到着しました。
南半球は夏です♪
時差は2時間なのでフランス⇔日本よりは楽ですが・・・
到着当日から2つの予定をクリアしなければならず
長い1日となりました。
この日はPCを作動する間もなくダウンです。


シャングリラホテルの部屋からはオペラ・ハウスが良く見えます!

2日目はハンター・ヴァレーの特徴的な4品種
(セミヨン、シャルドネ、ヴェルデーリョ、シラーズ)を学習しました。
収穫時期に雨がよく降るので、この産地は早摘み傾向にあり
「南半球ではたぶん一番収穫が早いでしょう」ということでした。
ぶどうは自然の酸を十分に生かした造りをしているので
10年を経たワインでもとても“フレッシュ”
この“酸”がワインを繊細でエレガントな印象にしているようです。
きわめてドライです!

ディナーでは、オーストラリアの著名ワインライター
デニス・ギャスティンさん秘蔵のオールドヴィンテージ
をいただくチャンスに恵まれ
本日の日中に学習したことを確認できました。
シドニーのレストラン『Ripples Cafe』に行く前に
ギャスティンさんのお家に!
すぐそばにはハワード首相の官邸かありました。


小学校の校長先生をしている素敵なマダム・ギャステイン


裏庭はハーバーに繋がっていて、なんとオペラハウスが目の前に!


ギャスティンさんとサービスを担当してくれた可愛いソムリエールさん


左から2本目の『Rothbury Estate1982(Hunter Valley)』の
セミヨンにはマーマレードやスイートレモン(レモンの皮の砂糖漬け)
のような香りがあり、熟成したハンター・ヴァレーのセミヨンの特徴が
良く出ていました!
ハンター・ヴァレーを愛するギャスティンさんのお気に入りみたいです。


すべてが印象的でしたが、中でもユニークだったのが、
左の『Mount Pleasant1979(Hunter Valley)』で、
これはシラーズとピノ・ノワールのブレンド!
滑らかで、ピノとの混醸とは、驚きでした。
1980年代になってからは
この組み合わせはあまりないようですが・・・

ギャスティンさんの秘蔵ワインは6,000~8,000本!
オーストラリアのぶどう造りの歴史を含め
今回のオールドヴィンテージ体験は貴重な情報として
きちんとフィードバックしていきたいと思います♪


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コメント 4

hako

凄いタイトな間隔で、出張されてますね。いいなぁ、オーストラリア。
皆さん、とても豊かな暮らしをしていると思えるのは、過大評価なの
でしょうか。何千本も有る中から、選ぶのは、さぞや毎日が、楽しいこと
だと思います。続報を、お待ちしています。
by hako (2007-03-20 01:18) 

miumiu

連続出張、お疲れ様です!!!

ピノとシラーズの混醸ですか!?どんなお味なのでしょうね?興味津々です。
by miumiu (2007-03-20 10:42) 

Wino

シラーとピノ。。。実は試験のときによく混同して、
というか今も混同するので、ニュアンス的にはブレンド納得!です。
by Wino (2007-03-20 22:58) 

fumiko

ピノ好きのwinoさんは、実はシラー好き?
ほんの少数のワイナリーはまだ「ピノ+シラー」ブレンドを造っているようですが、日本に入っているかどうか・・・このブレンド、私の印象は○です。

miumiuさん、79年ヴィンテージということもあり、滑らかでシルクのような口当たりでした。オールドヴィンテージを供出してくださるギャスティンさんは“サンタさん”みたいな方です(笑)

hakoさん、ギャスティンさんの夢は「フェリーで仕事場に通うこと」だったそうです。アパートメントの裏庭はハーバーで、船着場があり、夢を実現したみたいです。確かに、ゆとりある生活をなさっています。
ワイン選びも楽しくて仕方がない、といった感じでした♪
by fumiko (2007-03-28 23:17) 

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