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目からウロコのサンジェヴェーゼ [ワイン]

スーパータスカン 『モンテヴェルティーネ』 のフラッグシップワイン 『レ・ペルゴーレ・トルテ』
の初リリースから早30年。
それを記念して、輸入元のエノテカ(株)主催でワインメーカーズディナーが開かれました。
場所はフォーシーズンズホテル椿山荘東京 イタリア料理『イル・テアトル』
ワインは7ヴィンテージです。
1995年、1997年、1998年はダブルマグナムボトル(3000ml)
1999年、2000年、2001年はマグナムボトル(1500ml)
そして、2003年のみ750mlでした。

ここで目からウロコ体験を!
『レ・ペルゴーレ・トルテ』はサンジョヴェーゼ100%で造られています。
私がサンジェヴェーゼを判断する基準にしていたのは、
・色調は比較的若いうちからオレンジ系を含む
・若いうちは鉄分のような、血のような香りがある
・熟成するにつれてなめし皮やアニマル臭が出てくる
でした。ところが、今回のテイスティングでは今まで抱いていたサンジョヴェーゼのイメージが
大きく崩れ・・・いただいたスーパータスカンは、色調も若々しく、果実味が本当にキレイです。
古いヴィンテージにもアニマル臭が出過ぎることはなく、エレガントな酸味とワインに溶け込ん
だタンニンは極めて上質、そして口中に残る温かなアルコールの余韻が心地良く残りました。
現当主マルティーノ・マネッティ氏が挨拶で述べた「自分が誰より一番良いお客様でありたい」
の意味が実感できました♪
すべてが驚きの連続! サンジョヴェーゼを再度学習し直さなければならないかも(苦笑)


ボトルは左から順に1995、1997、1998、1999、2000、2001、2003年


1997年のラベルのモデルは日本人女性、「鈴木姓」だそうです



ワインは左から順に2003、2001、2000、1999、1998、1997年、残念1995年とり忘れ!





マルティーノ・マネッティ氏からワインのプレゼントもありました。
お料理は新シェフ、レオナルド・ディ・クレメンテ氏のニクイくらい気合の入った逸品で、大満
足のマリアージュでした。

輸入元:エノテカ株式会社
http://www.enoteca.co.jp/wn/montevertine/montevertine.html


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コメント 8

Wino

すごいですねぇ~!一度にこれだけのレ・ペルゴーレ・トルテ!
しかもダブル マグナム、マグナムと!!
メーカーズディナーに参加できるfumikoさん、さすがです。

本当にサンジョベーゼのイメージ一新でしたね。
タンニンはまろやかで、こんなに酸味がうまいサンジョベーゼは、
初めてでした!一人で一本、いや半分でいいんで、
一度ゆっくり時間をかけて味わいたいです。。
by Wino (2007-02-12 22:58) 

miumiu

そんなにスゴイサンジョベーゼがあるのですね!
チェック、チェック~♪

フォーシーズンズのイタリアン、一度行ってみたいと思いつつまだ行けてませんが、エレガントでとっても綺麗な盛り付けですね~。
by miumiu (2007-02-13 11:07) 

fumiko

winoさん、確かに独り占めしたい気分になるサンジョヴェーゼですよね。
私は監修本『今日にぴったりのワイン』の中で、『レ・ペルゴーレ・トルテ2000』を、「クリスマスに飲みたいワイン」の1本として挙げましたが、明日はバレンタインですね。明日貰いたいワインでも良いかも(笑)

miumiuさん、とても上品で気になる存在のサンジョヴェーゼです♪
『イル・テアトル』は見た目も味付けも超Good! 阿部ソムリエ始め、フロアの方も丁寧なサービスで気持ちが良かったです。
by fumiko (2007-02-13 20:59) 

YUTAKA

モンテヴェルティーネの試飲会は、近所のエノテカ二子玉川でも行っていたので(アットホームで小規模なものですが)、土曜日にパートナーと参加してきました。こういうときは着物は得なのを彼女も心得ていて、少し華やかな訪問着で行ったら、案の定、オーナーのマルティノ・マネッティ氏がスピーチ後にまっさきにかけつけてくれました(笑)。ついでに、自前の携帯電話のカメラで2ショット写真(もちろん彼と我がパートナー)!ビジネスマン風に見えて、さすがはイタリア人、、と感心しました。

お店で出たアイテムは、
・2002 PIAN DEL CIAMPOLO
・2001 MONTEVERTINE
・2000 MONTEVERTINE
・2003 LE PERGOLE TORTE
・2000 LE PERGOLE TORTE(マグナム)
でした。目から鱗とはまさにそうで、とてもエレガントでどのワインも若々しく果実味にあふれバランスが良かったです(1番だけ今ひとつだったかも?)。樽っぽさはなかったのですが、上手にフレンチオークを使っているみたいですね。

これと、この間のオープンカレッジのペロ・ミノのジュヴレ・シャンベルタン2003がブラインドで出たら、きっと間違えるだろうな、、と思いました。
by YUTAKA (2007-02-14 12:59) 

uge

LE PERGOLE TORTEの垂直、垂涎ですねえ。色目の違いがよくわかります。2002年はよい年ではないということで生産していないのでしょうか?
なお、私は1998年のラベルが好きで、このヴィンテージだけ保有しています(すみません。下世話な話で)。
by uge (2007-02-15 01:23) 

YUTAKA

2002年は良い年でなかったから作らなかったと、マルティノ・マネッティ氏もおっしゃっていましたね。で、ugeさんは、金髪の美女がお好きなんですね(笑)。

正確なところは先生、お願いします。(ugeさんの好みの女性ではなくて)
by YUTAKA (2007-02-15 01:41) 

hako

こういう時に、「今日にぴったりのワイン」が手元にあるので、分かりやすいです。このラベル、前から気になっていたので、来歴が分かり益々気に入りました。デザイン的には、2000年が、色遣いと共にいいですね。
by hako (2007-02-17 22:46) 

fumiko

YUTAKAさん、外国の方はお着物に敏感ですよね。
さすがマダムkumiさん♪
「自分が一番のお客様でありたい」という気持ちがガンガン伝わってくる飲んでおいしいサンジョヴェーゼでした。

>2002年は良い年でなかったから作らなかったと、マルティノ・マネッティ氏もおっしゃっていましたね.
2002年の話は聞いていなかったのですが、飲んでおいしいワインしかつくらない、という考え方がしっかり出ていますよね。

ugeさん、寺田倉庫にはいつ行きますか?
カレッジで開栓、いつでもwelcomeですが・・・ボトルはお返しま~す(笑)

hakoさん、監修本購入ありがとうございます♪
登場しているワインはこだわって選んでいるので、自信を持ってお薦めできます。シャプティエやギガルも生産者として、最高だと思っています。
by fumiko (2007-02-20 09:20) 

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