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ローラン・ペリエ社の最高級シャンパン『グラン・シエクル』 [シャンパン]



フランス人はルイ14世の時代を重要な年として、“グラン・シエクル”と呼んでいます。
ローラン・ペリエ社が誇る最高級シャンパンが、なぜ『グラン・シエクル』なのかですが
命名については、当主ベルナール・ドゥ・ノナンクール氏が故ドゴール大統領に相談し
大統領から、「シャンパン名はグラン・シエクルで当然」という返事をいただいたことに
由来しています。


『グラン・シエクル』は毎年3つのヴィンテージ・キュヴェをブレンドして造ります。
一番右側にあるシャンパンがそうですが、今、リリースしているのは、(画像左から)
ヴィンテージ・キュヴェ1997、同1996、同1995をブレンドして造っています。

さて、テイスティングの感想を書いてみます。
1997ヴィンテージは若々しくて、フローラル。とてもチャーミングな印象でした。
1996ヴィンテージは酸味が1本の芯になっていて、ミネラル豊か。偉大な年と言われ
ているだけあって、ボディがあり、ポテンシャルを感じさせてくれる逸品です。
1995は、「今飲んで最高!」とルンルン気分になる美味しさ。バランスが良く、円みの
ある酸が印象的なヴィンテージでした。

贅沢にも、上記の3ヴィンテージをブレンドして造った『グラン・シエクル』は・・・
気泡の連なりがキレイで細やか、口中ではとてもなめらかで、“クリーミー”と言う言葉が
ピッタリします。ハチミツやクルミ、白カビチーズが熟成したニュアンスもあり、ボディがあ
りながら、繊細さがある素敵なシャンパンだと思いました♪


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コメント 6

hako

何と贅沢な飲み方があるものですね。ブレンドしてみようという発想が実現した何かの切っ掛けがあったのでしょう、きっと。
テイスティングの表現がまた見事です。
by hako (2006-10-17 07:06) 

Wino

ほんとに贅沢で、とても勉強になったセミナーでした。
エンリコくんも可愛かったし。
こういうセミナーどんどんお願いします。
by Wino (2006-10-17 22:14) 

fumiko

hakoさん、nice!&コメント、ありがとうございます!
シャンパンのノン・ヴィンテージ(収穫年を表示しないシャンパンハウスの顔とも言えるクラス)の伝統製法は「ブレンド(複数年のキュヴェを混ぜる)」なのですが、『グラン・シエクル』は、そのブレンドするキュヴェに、複数の“秀逸した収穫年だけ”を使っているところが、只者でない! 凄いところです。
近々、是非、再挑戦してみたいと感じたシャンパンでした!
by fumiko (2006-10-18 08:31) 

fumiko

エンリコ人気もあり、会場が変更になった300人規模のセミナーにwinoさんもいらっしゃった? そうでした!winoさんは協会の会員さんでしたね。
ご参加いただき、ありがとうございました♪
彼がお薦めする料理とシャンパンの組み合わせは、試してみたいものばかり。『グラン・シエクル』の味わいはとても素晴らしいですし、広告塔役にはピッタリだと思いました。
<裏話>
サイン攻めを避ける意味で会場を上手に逃れてしまったエンリコさん。顔写真が撮れなくて、あららの私はセミナー後、急遽、控室にお邪魔してワン・ショット。機関誌用に笑顔の“可愛い”写真が載りますので、お楽しみに♪
by fumiko (2006-10-18 09:09) 

えめぞ~

グラン・シエクルですか
なんとも重厚感溢れるネーミングにうっとりです。

最近クリーミーな口当たりのシャンパンにはまりつつあるので
トライしてみますね!!
by えめぞ~ (2006-10-26 13:00) 

fumiko

えめぞ~さん、今年は贅沢にもたくさんのシャンパン、泡物を飲んでいますよね。『グラン・シエクル』は歴史を感じさせてくれるシャンパンだと思います。
小売価格15,000円、講座への提供もwelcomeで~す(笑)
by fumiko (2006-10-28 01:22) 

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