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大正時代のイラストレーター竹久夢二 [お気に入りシリーズ]

竹久夢二の作品の中でも一番のお気に入りは、やっぱり『黒船屋』
日光にある『竹久夢二美術館』の1階ロビーにもありました。



『近代美術シリーズ』の第8集で 『黒船屋』 が記念切手としてデビューした時、
当然購入しましたが、調べたら、なんと1980年10月27日の出来事でした。
そこまで年月が経過していたとは・・・歳取るはずです(笑)


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YUTAKA

日光ではありませんが、大学の裏手に竹久夢二の美術館があって、授業の合間に時々通っていました。併設のカフェもあったので、ちょっと休憩がてらに。友達と恋の相談をしたのも、そのカフェだったのを思い出しました。
夢二は僕も好きな作家で、悲しくはかないけれど、それを知った人のやさしさがあると今は思っています。当時よりも、今の方が、感じるものが多いような気がします。僕も歳を取ったのでしょうね(笑)。
by YUTAKA (2006-09-20 14:58) 

fumiko

東大裏の弥生美術館・竹久夢二美術館は都内で夢二の絵を楽しむには格好の場所とか。
私は、その昔、瀬戸内晴美(今の寂聴)の『鬼にすみか』を読んでいて、文中に出てくる『本郷菊富士ホテル』に惹かれていました。それは谷崎潤一郎や樋口一葉、そして竹久夢二もよく宿泊していた宿だったようで・・・。明治・大正のロマンが伝わってくるような気がしています。歳ですね(笑)
by fumiko (2006-09-20 19:50) 

hako

皆さん、文学少女や青年だったわけですね。ワインとフランス語とも合いそうです。虫好きの奥本先生に教わったのですが、歌しか記憶に無いですね。
伊香保にも、美術館がありましたか。何年か前、高崎の実家から、オルゴールを聴きに行って、隣の夢二さんには会わないで帰ってきてしまいました。
by hako (2006-09-20 22:49) 

YUTAKA

青木先生、さすがお詳しいですね。菊坂は本郷側なのであまり詳しくありませんが、谷中根津千駄木を含めて、あのあたりは団子坂を始め、坂が多くてかつての文士の住居も数多くあります。僕も学生時代その辺に住んでいました。
でも、僕は文学青年ではありません ^^;。しいていえば、漱石の三四郎に出てくる野々宮さんと同じ建物で勉強をしていたというか・・(キャラクターは違って、むしろストレイシープ)。
昔話で言えば、かつて、駒場に学寮があってそこをサークルである自然科学研究会の部室にしていました。僕は、その部室に入り浸りで朝まで議論をしながらよく泊まったのですが、その部屋は、昔、芥川龍之介が住んでいたとの由。芥川の作品も好きでよく読んでいたので、肌で身近に感じられて嬉しかったのを覚えています。寮には大きなお風呂もあって、100円で入れてもらいました。その学寮も、今はありませんが・・
今、文学の薫りのするホテルというと少し新しいですが「山の上ホテル」でしょうか。10年以上前ですが、Webの原型であるハイパーテキストを1960年代に発明したTed Nelsonという友がいて、彼が終電が終わって帰れなくて困ったときに、このホテルを案内したことがあります。ハイパーテキストとアール・デコ調の文学のホテルという不思議な組み合わせですが、彼はとても喜んでくれたのを覚えています。
何歳になっても、ロマンは永遠に持ち続けたいですよね。
by YUTAKA (2006-09-21 03:38) 

fumiko

大昔の文学少女てな感じです(笑)。hakoさんのご出身が群馬県なら“榛名山”のことも詳しいですか? 夢二が描いた有名な“榛名山”の絵も好きなのです。まだ伊香保には行ってないので、いずれ訪問したいと思っています。
by fumiko (2006-09-21 07:54) 

hako

榛名は、上毛三山(赤城、榛名、妙義)の中で一番人気のある山で
高崎からみるといい具合の連なり方に見えます。榛名湖からはきれいな富士山型に見えます。「榛名山」の絵は見てませんが、アトリエが湖畔にあったとの記事がありますので、おそらく後者なのでしょうか。
子ども頃は毎年、夏休みに遊びに行っていたような記憶があります。懐かしいですね。
by hako (2006-09-30 06:55) 

fumiko

高崎から「榛名」を見て育ったというhakoさんのために探してきましたよ(笑)
夢二が描いた榛名山は、『遠山に寄す』というタイトルの絵が一番有名で、女性のしなやかなポーズが印象的です。添付のサイトの絵です。高いですね。http://www.k2.dion.ne.jp/~rom/yume-1.htm
by fumiko (2006-09-30 10:52) 

hako

感想遅くなりました。
この榛名の形は微妙ですね。僕が見慣れた高崎方向ではなく、ちょっと東に振った渋川方向からかもしれません。あるいは湖とは反対側、まさに伊香保側の林からですかね。左の稜線がロープウェイの下の登山路に似ていますので。いずれにしろ、しゃれたカップルであることは間違い有りません。
by hako (2006-10-30 02:13) 

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