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大好きなオーパス・ワン [カリフォルニアリポート]

1991年、サンフランシスコのトランス・アメリカのタワー・ビルの設計者
スコット・ジョンソンがデザインしたオーパス・ワン・ワイナリー、素敵です!


テラスから見えるマヤカマス山脈、手前のぶどう畑はカベルネ・ソーヴィニヨン


同行取材の最終日(9日)は自由行動。滞在先のサンフランシスコから車をチャーターして、一路ナパへ。まずは大好きな『オーパス・ワン・ワイナリー』に伺いました。昨年秋、カレッジの生徒さん数名を引率しての訪問から丁度10ヶ月、この間にオーパスの醸造施設やぶどう畑にも新しい変化が・・・

一年目の樽熟成庫に並んだ1000個あまりの新樽、壮観です! 

オーパス・ワンの一年目の樽熟成は一列のみの並列。他のワイナリーのように2段、3段と重ねません。今年の収穫はあと2週間ほど先なので、樽熟成庫に用意された新樽はまだ空の状態。収穫を待つ新樽が並ぶ光景は本当に見事です。
昨年秋訪問した時には収穫が終わっていたので、樽にはできたてのワインが入っていました。http://blog.so-net.ne.jp/non-solo-vino/2006-02-16
昨年との違いのひとつ・・・樽を置く台の下には“砂利”が敷いてありましたが、“コンクリート”に変わっていました。これはコンクリートのほうが衛生的ということで考えられた、完璧を求めるオーパスならではの工夫です。

今までのぶどう樹を引き抜き、新しいぶどう樹を植樹するために整地中の畑

台木の研究も盛んな昨今、植樹して17年も経過したぶどう樹を引き抜き、植え替えのための作業が進んでいます。画像は建物正面に程近い整地中のぶどう畑です。


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コメント 8

えめぞ~

青木先生
カリフォルニアへの弾丸ツアーご苦労様でした。
昨年のカリフォルニア課外授業から1年ですか、時が経つのは早いものですね。
ギリギリ20代の衰え行く記憶力ながらも、課外授業のことは鮮明に覚えています。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

オーパスワンは電動ゲートが開いてから、
美しいデザインの建物へと続くファサードが印象的でした。
将来のオーパス候補のカベルネ君達に左右を囲まれ、すでにテンションは最高潮!
清潔感溢れる近代的建物に垂涎しながら
オーパスの畑を360度見渡せる屋上での製造者への質問タイムは至福の時でした。

そして最後のオーパス・ワン垂直試飲(00’01’02’)は
ワインラバーとして忘れ得ぬ思い出です。
同じワインでも生産責任者が変わるとあそこまで変わる物なんですね。

他にもスタッグスリープ、グレイスファミリー、フロッグスリープ
などもう胸一杯になるくらいの思い出ですね。
(実際カリフォルニア料理を食べ過ぎてお腹もいっぱいでした)

またワインツアー、じゃなくて課外授業を楽しみにしております♪
by えめぞ~ (2006-09-13 10:46) 

fumiko

久々、えめぞ~さん。コメント、ありがとうございます♪
オーパス・ワンの電動ゲートから建物のファサードに続く道が2枚目の画像ですが、ホントにワクワク感で一杯になれるのがこのワイナリーですよね。
10ヶ月の間に、栽培&醸造ともに、よりグレードアップした体制造りをしているオーパスを感じました。
えめぞ~さんの書き込みを読んでいたら、皆さんと過ごした懐かしいあの瞬間にタイムスリップしてしまいました(笑)!
by fumiko (2006-09-13 14:59) 

D

本当に懐かしい♪
夜も眠れないほど楽しかった、アノ課外授業が思い出されます。
また行きたいですね。。。

樽の色が以前より濃い気がしますが、これはビニールシートの色ですか?
真ん中の部分がボルドー色になって、綺麗な弧を描いて整然と並べられる様子を観察してみたいものです。
by (2006-09-14 12:13) 

fumiko

たくさんの思い出が詰まった昨年のカリフォルニア課外授業。加えて、Dさん、ARIESさん等、参加した女性軍のほうがアルコールに強かったのも印象的でした(笑)。
使用前の樽はダンボールとビニールで包まれています。アップで撮った画像を追加しておきます。ご参考までに。
by fumiko (2006-09-14 21:13) 

hako

初めて買ったワイン王国に、ジャンビエーヴ・ジャンセンさんが載ってましたが、今はもう違う方が面倒見てるのですね。2001年の初めにSFで飲んだオーパスワンが唯一、凄いと思ったワインです。フェリーターミナル近くのイタリアンだったか、貴重な一杯でした。
ワイナリーのデザインも、頑張ってますね。
by hako (2006-09-15 00:09) 

uge

オーパスワンは駐在からの帰国時に知人から譲ってもらった思い出深いワインです(94年を$50でした。既に土に帰っていますが)。昨年のナパツアーの時には、そのUFO然とした建物、区画毎に密植度の異なる葡萄畑、建設中だった(?)灌漑設備等に新たな驚きを覚えました。
注意力散漫ゆえ樽の下の敷物の記憶が薄いのですが(すみません)、ワインが染み出して新樽が赤みを帯びるようになったら、顔(頬ではない)を赤くする旅に出たいと思います。
by uge (2006-09-15 01:30) 

fumiko

hakoさんが2001年SFで飲んだオーパスは美味だったことでしょう。その年の秋(11月)、ムートンのバロンヌ・フィリピーヌやティモシー・モンダビ、パトリック・レオンなどのオーパス軍団が来日して、ファーストヴィンテージ1979年~20年目のヴィンテージ1998年までのヴァーティカル・テイスティングを行ないました。20年目のヴィンテージを発表した記念すべき年が2001年秋なので、オーパス関連の思い出としてはなかなか・・・ですね。
SFと言えば、ワイナリーの設計者S・ジョンソンはトランス・アメリカのタワー・ビルも設計していますね。
by fumiko (2006-09-16 21:04) 

fumiko

オーパス・ワンのファーストヴィンテージ1979のお披露目はNYでした。1984年のことですが、NYはugeさんが駐在していたところですよね。
'94ヴィンテージは90年代で最も生育期が長く、涼しかったヴィンテージと言われています。今は気楽に買えない値段になってしまったオーパスですが、50ドルと聞くと、とても懐かしい気分になります。
by fumiko (2006-09-17 00:04) 

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