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独自性を貫くシャンパン『サロン』 [シャンパン]

サロン1996の気泡の連なりは“輪のダンス”の如く
ドゥラモットのブラン・ド・ブランのNVと1999は上品

サロン社&ドゥラモット社の社長であるディディエ・ドゥポン氏が2004年の『世界最優秀ソムリエコンクール』で世界一の座に輝いたエンリコ・ベルナルド氏を伴い来日しました。待望の『サロン1996』のお披露目で~す♪
1900年代にリリースされたサロンは90年と95年、そして・・・この96年の3回のみ。
今後の予定としては、97年、99年、2002年と続くようですが、まさに希少価値のシャンパンと言えます。

創設者ウジェーヌ・エメ・サロン氏は毛皮商として財を成し、その後、自分のためのシャンパン造りを始めます。彼は①一品種のみ(白ぶどうのシャルドネ)、②一産地のみ(シャルドネの産地として最上のテロワールと言われるル・メニル・シュル・オジェ村)、③ミレジムのみ(良い年のぶどうのみを使ったヴィンテージ・シャンパン)、という独自性をうちたてます。
10年間滓と一緒に熟成させたシャンパンは繊細な気泡を備え、香りや味わいはエレガントで複雑性に満ちた逸品になります。
100年以上にわたり、このモットーを貫き通しているサロン。結果として、過去にリリースしたシャンパンは30数回しかありません。

セミナーでは『サロン1996』とドゥラモット社の『ブラン・ド・ブラン・ノン・ヴィンテージ』と『同ミレジム
1999』の3種類をテイスティングしました。
通常プロのテイスティングでは、吐き出しをしますが、今回はそんな、そんな(笑)。グラスの中で見事なまでの輝きを見せるシャンパンに敬意を表し、全部飲み干してしまいました!!

>>>サロンについて
>>>ドゥラモットについて


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コメント 3

satoshi

久しぶりに書かせていただきます。
100年以上、モットーを貫き通している・・・というところが印象的でした。
 
by satoshi (2006-05-22 13:11) 

fumiko

Satoshi-sama,
お店のHPは完成しているようですが、Blogの更新はいかがですか?
“100年”という数字は無理でも、「100」単位でアクセス数を大いに伸ばしていってください、期待していま~す♪
by fumiko (2006-05-23 01:05) 

YUTAKA

青木先生、サロンは憧れのシャンパーニュですが、羨ましい限りです。『ワインと戦争』という本で、サロンがナチスに徴収される様子が描かれています。時として権力の象徴ともなる(というか権力者も渇望する)偉大なワインなのだなと思いました。

ところで、シャンパーニュは出荷されたらすぐに飲まないといけないと思ってきたのですが、セラーでの長期保存は可能でしょうか。コルクが痛んで、やがて気が抜けてしまうような気がするのですが、実際どうなのでしょうか。
by YUTAKA (2006-05-24 01:46) 

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